✳️【ごはんと肥満・糖尿病は関係ない】 宮沢賢治の有名な「雨ニモマケズ」という詩には、こういう一節があります。 一日ニ玄米四合ト/味噌ト少シノ野菜ヲタベ 米四号というと、茶碗で約12杯分。これを3食に分けると、1食で4杯も食べていたことになります。糖質制限食をすすめる人たちから見たら、「とん... 続きをみる
医者と病院に殺されないための知識ブログの新着ブログ記事
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✳️【「玄米はGI値がすごく低い」という主張】 ジャーナリストの船瀬俊介は〈やってよかった!1日1食〉という本の中で次のような主張をしています。 ①肉や脂肪も体内で糖質に変化されるので肥満になる。 ②玄米は白米や白砂糖よりGI値が遥かに低い。糖尿病予防に玄米を少量とればいい。 ✔️【真相〈玄... 続きをみる
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「ロバート・アトキンスの死亡時の体重は117キロだった」の真相
✳️【カリスマ提唱者の「その後」】 「提唱者みずからがダイエット法に成功すると説得力が強くなる」と私は書きました。それゆえに、提唱者が亡くなると、だいたいブームは終わりを告げます。 提唱者の亡きあとは、家族や関係者があとを継ぐケースが多いのですが、必ずと言っていいほどうまくいきません。という... 続きをみる
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✳️【糖質制限本は絶版になる】 残念ながら、食事の影響というのは、時間をかけて少しずつ進んでいくものなので、すぐに目に見える変化は生じてきません。あとになって振り返り、結論を下すしかないのです。いわば、歴史が証明するしかありません。一種の“人体実験”のようなものなのです。 2020年頃になれ... 続きをみる
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わたくしメシアはこのブログ以外にも、以下のようなブログも運営しています。 よかったらのぞいてみてください。 オカルト伝説は事実である(略して「オカじじ」) トップページへ 医者と病院に殺されないための知識ブログ トップページ
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【アトキンス・ダイエットのメニュー一例】 ■誘導段階の献立例 ●朝食:卵(スクランブルエッグでも目玉焼きでも) ベーコン、ハム、ソーセージ、カナディアンベーコンのいずれか カフェインフリーのコーヒーまたは紅茶 ●昼食:ベーコンチーズバーガー(パンを除く) サラダ(小) ミネラルウォーター ... 続きをみる
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「糖質制限は『糖質さえとらなければ腹いっぱい食べてもいい』」の真相
✳️【背筋が寒くなった瞬間】 先日、電車内でぞっとする会話を耳にしました。 「私ね、ごはんを抜いてるの。それで体重が減ったのよ!」 20代、30代の女性ではありません。発言の主は、ランドセルを背負った小学生です。しかも、けっして太ってはいません。むしろスマートな女の子が、同級生らしい友人... 続きをみる
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【究極の食事「糖質制限」】 「ダイエット」の王様として、長年にわたって頂点に君臨し続けている糖質制限。 やったことがない人でも、名前だけは聞いたことがあると思います。 この糖質制限は、タテから考えてもヨコから考えても、どう考えても健康に良く、全人類が今すぐ始めるべき究極の食事です。 し... 続きをみる
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「糖質制限って健康にいいものなの?悪いものなの?」 「いろんな意見があるようだけど、本当のところが知りたい」 ……この記事はこのような方たちのために書かれたものです。 応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼はじめに「アンチ糖質制限の一大勢力」 ▼「糖質制限は『糖質さえとらなければ... 続きをみる
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【ラストエンペラー】 「人生で最も好きな曲を1曲だけあげてください」と言われて即答できる人はなかなかいないのではないでしょうか? 「最低でも10曲はあげたい。1曲だけに絞るというのは……」という感じになるからです。 しかし、私は即答できます。坂本龍一の〈ラストエンペラー〉です。 Ryuich... 続きをみる
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【メディアと学校教育の嘘】 これで【ワクチンをぜったいに接種してはいけない16の理由】は終わりです。 ワクチンが実は百害あって一利なしなものであることと、メディアの情報と学校教育が大嘘であることがわかってもらえたと思います。 が──それでも人々は、これからも変わらずワクチンを打ち続けると思わ... 続きをみる
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✳️【ワクチン推奨派のよくある主張】 ワクチンが世界の人口削減に利用されているだと?荒唐無稽な陰謀論もいい加減にしろ! ✔️【真相〈キッシンジャー・レポート〉】 陰謀論でもなんでもなく、本当にそう書かれた第1次資料が現実に存在するんです。 それを〈キッシンジャー・レポート〉といい、ロックフェ... 続きをみる
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✳️【神話】 はしか、風疹、水痘などなど、あらゆる感染症はワクチンの導入によって激減したのだ。 ✔️【真相〈感染症死亡率はワクチン導入前に激減している〉】 「ワクチンによって我々人類は感染症から守られてきた」と私たちは学校で教わりましたが、それが大嘘である決定的な証拠があるんです。 結論か... 続きをみる
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✳️【神話】 医薬品市場6兆円中、ワクチン市場は全体の1%にすぎず、トヨタの純利益よりも小さい。ワクチンは誰も儲からない市場なのだ。 ✔️【真相〈2億円の利益〉】 CDCでワクチンプロモーションをしていたジュリー・ガーバディンという人物は役職を終えたあと、メルクのワクチン部門のトップにつきまし... 続きをみる
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ウェイクフィールド事件の真実 MMRワクチンと自閉症の関係性
✳️【ワクチン推奨派のよくある主張】 イギリスの医師、アンドリュー・ウェイクフィールドはランセットにMMRワクチンと自閉症に関係があるという論文を発表したが、ワクチンメーカーを訴えるために論文を捏造したことが明らかになり、医師免許を剥奪された。しかし、いまだにウェイクフィールドを宗教の神のように... 続きをみる
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✳️【神話】 ワクチンの製造工場では立ち入り検査を受け、厳格な管理下で製造される。 ✔️【真相〈FDA査察官の目撃談〉】 以下の話は、2020年にVanity Fairという医学雑誌に載った論文を基にしたものです。 2018年10月22日にメルクのワクチン製造工場を視察したFDAの査察官アリ... 続きをみる
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「ワクチンに入っている水銀とチメロサールは微量なので安全」の嘘
✳️【神話】 チメロサールは有機水銀と呼ばれるもので、猛毒を持つ水銀とは別の物質です。チメロサールの中の水銀は、重さにしてざっと半分入っていますので、1回の接種で、最高で0.00125mgが体内に入ることになります。 食品中の環境汚染物質で「自然毒で通知により暫定的規制値が定められているもの... 続きをみる
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子宮頸がんワクチンが有害無益であることは開発者自身が認めている
✳️【神話】 HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。 HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の... 続きをみる
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「子宮頸がんワクチンの安全性は名古屋スタディーで証明されている」の噓
✳️【神話】 HPVワクチン接種後、歩行困難、視力低下、認知機能低下などの有害事象に見舞われた少女が続出し、接種奨励が差し控えられることになったが、のちの名古屋スタディーでHPVワクチンと有害事象に因果関係がないことが証明されている。 ✔️【真相〈プラシーボRCTはない〉】 2020年に子宮頸... 続きをみる
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✳️【神話】 日本では毎年3000人の若い女性が、子宮頸がんで命を落としている。 ほかのがんの死亡者数は減少しているのに対し、子宮頸がんは増加傾向が続いている。 ✔️【真相〈子宮頸がんになるのはほんの一部〉】 性交渉をおこなったことがある女性の80%がHPVを持っているのですが、そのうち子宮... 続きをみる
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✳️【神話】 アメリカでは毎年何千万人ものインフルエンザ感染者が出ていて、そのうち3万6000人がインフルエンザ関連死を遂げている。これは米CDCによる報告である。 ✔️【真相〈インフルエンザに感染していない〉】 2013年のBMJに驚愕のデータが紹介されています。 毎年インフルエンザ様症状... 続きをみる
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✳️【神話】 世界では毎年60万人がインフルエンザで亡くなっていて、子供は100万人中5人がインフルエンザ脳症にかかっている。 被害を最小限に抑えているのがインフルエンザワクチンなのだ。 ✔️【真相〈まったくの逆〉】 以下の話は、2005年のアーチ・インターン・メディシンという医学雑誌に載っ... 続きをみる
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✳️【神話】 インフルエンザワクチンの効果率は50%である。これはあのWHOの報告である。 ✔️【真相〈ランセットには違うデータが載っている〉】 2012年のランセットには、まったく逆のデータが公開されています。 8~64歳における3価インフルエンザワクチンでは、接種群1万8797人中221... 続きをみる
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【その昔のヨーロッパ】 では、天然痘はどのようにして撲滅されていったのか。 ヨーロッパはアジアより清潔そうなイメージがありますが、実は20世紀初頭まで大変不潔で不衛生な状態だったのです。 糞尿は街路に垂れ流し、ゴミは窓から通りに捨て、飲み水も洗濯の水も同じ汚染された川から使っていました。 ... 続きをみる
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✳️【神話】 病原体は咳、くしゃみなどの飛沫感染でうつるものである。 ✔️【真相〈臨床実験で否定されている〉】 以下の話は、1919年のパブリック・ヘルス・リポートという医学雑誌に載った話です。 1919年のスペイン風邪の際、ボストンのディア島でとある臨床実験がおこなわれました。 それはイ... 続きをみる
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✳️【神話】 感染症の原因は細菌などの微生物である。これを病原体仮説(ジャーム・セオリー)と言い、近代細菌学の父であるロベルト・コッホとルイ・パスツールが発見した。 ✔️【真相〈パスツールの死の間際の言葉〉】 あまり知られていないのですが、パスツールは死の間際に次のような言葉を吐いているんです... 続きをみる
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「ジェンナーの天然痘ワクチンで天然痘が世界から撲滅した」の噓
✳️【神話】 エドワード・ジェンナーの発明した天然痘ワクチンによって、天然痘が世界から撲滅された。 ここからワクチンの歴史が始まったのである。 ✔️【真相〈神話にすぎない〉】 そのような事実はありません。それは教科書に根拠なく載っているだけの神話にすぎず、医学雑誌に載った第1次資料には真逆の... 続きをみる
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応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ■姉妹ブログ紹介■ ▼医者と病院に殺されないための知識ブログ 自己紹介&当ブログの趣旨 ▼現代医学/製薬業界の不正方法一覧 ▼がん関連記事目次 ▼輸血をぜったいに受けてはいけない6つの理由 目次 ▼ワクチンをぜったいに接種してはいけない16の理由 目... 続きをみる
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「ワクチンによって人類が感染症から守られてきたと学校で教わったけど、危険で有害という話も耳にする……」 「結局、ワクチンは接種すべきものなの?それとも避けるべきなの?本当のところが知りたい」 ……この記事はこのような方たちのために書かれたものです。 応援クリックお願いします🙏 にほんブロ... 続きをみる
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●スティーブン・ジェフリー・ポラード(英国外科医長) 「無輸血手術を受けた患者の罹患率や死亡率は、悪くても輸血を受けた人と同程度であり、多くの場合、輸血が原因となりやすい術後の感染症や合併症を避けられる」 ●ニールス・ヤーネ(ノーベル医学生理学賞受賞者) 「人の血液は指紋のようなものである。2... 続きをみる
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【ブラッド・ダイアモンド】 輸血というものが危険極まりない、ほとんど百害あって一利なしなろくでもない治療法であることが、ここまで読んでこられた方なら理解できていると思います。 では、なぜそんな危険なことを現代医学はやめようとせず、日赤も輸血用の血液製剤なんてものを製造・販売し続けるのでしょうか... 続きをみる
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✳️【現代医学のよくある主張】 1900年頃、フランスの生理学者ルネ・カントンが犬の血液を抜いて海水を入れるという実験をおこない、見事に犬が元気を取り戻したという伝説があるが、そんなもの、ただの海水を万能薬と偽って売りさばく詐欺にすぎない。 ✔️【反論〈フランスのダーウィン〉】 ルネ・カ... 続きをみる
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✳️【現代医学のよくある主張】 輸血が危険な治療法だと?輸血で多くの人命が救われてきたではないか!実際、大量出血した人の命を輸血以外の方法でどうやって救うというのだ? ✔️【反論〈代替手段はいくらでもある〉】 このようなことを言う人というのは、輸血否定派がなんの代替案もなく輸血を否定していると... 続きをみる
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✳️【現代医学のよくある主張】 輸血の安全性は、ここ10年で格段に向上している。大量出血した怪我人や病人はぜったいに輸血を受けるべきだ。 ✔️【真相〈輸血は安全ではない〉】 たしかに輸血説明書にはそう書かれており、輸血最大の副作用であるGVHDの発生率にいたっては2万分の1〜10万分の1とされ... 続きをみる
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博学王・松尾貴史も知らない事実!同じ血液型でも輸血は受けてはいけない
✳️【血液型性格判断】 ABO式で4つに分けられた血液型別に、ほとんどが的外れか、あるいはたいていの人に当てはまるような事柄を性格の解説のようなものが書かれている、いわゆる血液型性格判断の羅列してあるいい加減な本が、相変わらず花盛りだ。部分的に当たっているような気がすることで、脳に快楽物質でも... 続きをみる
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【ドラマでおなじみのあのシーン】 人が交通事故などにあって病院に運び込まれ、出血多量と判断されたとき、輸血というものが普通に、当たり前のようにおこなわれています。 また、もしも輸血用の血液が足りなかったら、「私の血を使ってください」と、家族や友人たちが医師に申し出るシーンはドラマなどでおなじみ... 続きをみる
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「輸血って本当に安全な治療法なの?」 「怖い噂を聞くけど、本当のところが知りたい」 ……この記事はこのような方たちのために書かれたものです。 応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼「怪我をして大量出血したら輸血」という洗脳 ▼博学王・松尾貴史も知らない事実!同じ血液型でも輸血は受... 続きをみる
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死因はがんではない!毎日1000人が抗がん剤で殺されている現実
【毎日1000人ががんで死んでいるわけではない】 漫画家の小林よしのりは〈ゴーマニズム宣言スペシャル コロナ論〉という作品の中で、「毎日1000人ががんで死んでいるのがすごい」といったことを言っていました。 日本では年間30数万人ががんで死んでいるとされているので、単純に計算して1日1000人... 続きをみる
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【抗がん剤治療のリーダーK教授】 近藤誠〈がん治療で殺されない七つの秘訣〉から引用します。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 私はこれまで『文藝春秋』誌に論文を何本か寄せてきました。なかでも1番反響が大きかったのは、抗がん剤の無意味を説いた論文です(2011年1月号)。患者・家族にとっては初... 続きをみる
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ホスピス医の証言「抗がん剤治療を断って後悔した人は1人もいない」
【伝説のホスピス医】 2000人以上の末期がん患者を看取ったホスピス医に、小野寺時夫という人がいます。彼の言葉にこういうものがあります。 「抗がん剤治療を受けて後悔した人はたくさんいるが、抗がん剤治療を断って後悔した人は1人もいない」 小野寺時夫のこの言葉を聞いても、あなたはまだ抗がん剤治療... 続きをみる
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✳️【現代医学のよくある主張】 抗がん剤は進歩しており、TS-1、イレッサ、オプジーボといった分子標的薬が次々と開発されている。 ✔️【真相〈従来の抗がん剤と変わらない〉】 胃がんの延命効果があるとされたTS-1ですが、のちにアメリカでおこなわれた調査で総死亡率に差がないことが明らかになりまし... 続きをみる
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「抗がん剤でがんは治らない」立花隆が目撃したがん医者たちの雑談
【立花隆の証言】 3万冊の本を読み、100冊の本を書いた伝説のジャーナリスト、立花隆。 次に紹介するエピソードはこの世界では知らぬ者はいないエピソードなのですが、知らない人のために紹介しておきたいと思います。 【〈がん 生と死の謎に挑む〉の中の問題の部分】 立花隆〈がん 生と死の謎に挑む〉か... 続きをみる
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【厚労省・抗がん剤担当技官】 ジャーナリストの船瀬俊介はかつて、厚労省・抗がん剤担当技官の紀平哲也という人物に電話取材をしたことがあるそうです。 そのときのやりとりの一部を紹介します。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 船瀬「抗がん剤は、がんを治せるのですか?」 紀平『お答えします。抗がん剤... 続きをみる
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アメリカがん治療の総本山NCIの所長も抗がん剤の有害性を認めている
【最高権威の証言】 1985年、がん治療の総本山ともいうべき米国立がん研究所(NCI)のデヴィタ所長が、アメリカ議会の場で次のような証言をしたことがあります。 「抗がん剤の化学療法は無力だ。抗がん剤を投与すると、一部の患者に腫瘍縮小は見られる。しかし、がん細胞はみずからの遺伝子を変化させ、たち... 続きをみる
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「抗がん剤治療は受けるのが常識とされているけど、本当にがんに効果があるの?」 「つらいだけでなにも意味はないという意見もあるけど、本当のところが知りたい」 ……この記事はこのような方たちのために書かれたものです。 応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼アメリカがん治療の総本山NC... 続きをみる
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〈最高のがん治療〉は人間は簡単にだまされることを教えてくれた
【堀江貴文はいい人なのだが……】 〈最高のがん治療〉の著者の1人である大須賀覚と堀江貴文が対談している動画が存在します。 高学歴の人ほど罠に陥りやすい?エビデンスの少ない「がん治療」に騙されないために(前編) 堀江貴文はいい人なのでしょうし、善意でこうした医療の情報発信をしているのだと思います... 続きをみる
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✳️【ほかの病気も標準治療が最高】 なお、この本はがんのことしか扱っていませんが、ほかの病気に関しても同じような情報の問題があります。標準治療の仕組みはどんな病気でも同じですから、標準治療こそが最高の治療であることを知っていれば、ほかの病気にもうまく対処できるようになるでしょう。 津川友介/勝俣... 続きをみる
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✳️【民間療法にだまされるインテリたち】 科学的根拠のないがん治療法である民間療法にだまされてしまうのはどんな人なのか、アメリカで研究した報告があります。 その結果を見ると、教育レベルと収入が高い地域に住む人ほど、標準治療ではなく代替療法を受けている人の割合が高いことが明らかになったのです。... 続きをみる
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「科学的に正確な内容で書かれたがん治療本は12冊中3冊のみ」の嘘
✳️【「本に書いてあるから正しい」と信じるのは危険】 本でこんなことを書くのはどうかと思いましたが、言っておかなければいけないので、あえて書いておきます。 「本として出版されているものは信頼できる」と思うのは間違いです。 この誤解は高齢者の方に特に多く、ちゃんと出版されているのだから真実... 続きをみる
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「本のタイトルに『がんは治る』という言葉を入れると法律違反になる」の真相
✳️【薬機法】 本は、トンデモ医療を合法的に広告する「抜け道」としても使われているようです。 何の科学的根拠もない民間療法を「がんが治る」と宣伝すると、薬機法という法律に違反する場合があります。 しかし、そのトンデモ医療情報を「○○療法でがんが消えた」といったように本のタイトルにしてしま... 続きをみる
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「アガリクスや食事療法でがんが治ったという話は嘘だった」の真相
✳️【ウソの体験談で大金を稼ぐ業者たち】 1人2人といった個別の例だけでは信頼に足る根拠にならないと知っていれば、ウソにだまされる可能性を減らせます。ここで言う「ウソ」には、事実の誇張も含まれます。 がんで困っている方は世界中にたくさんいます。そのため、一度「がんに効果がある」と信じられると... 続きをみる
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✳️【がんが起きる3大要因とは】 がんができる理由を知るためには、遺伝子異常がなぜ起こってしまうのかを知る必要があります。その原因は主に3つあります。 ・要因1│外因要因──タバコ・アルコール・ウイルスなど(中略) ・要因2│遺伝子要因──親から引き継ぐ(中略) ・要因3│偶発的要因... 続きをみる
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✳️【がんになったらどのような治療法を信じればよいのか】 ・がん細胞は糖質をエネルギー源にするため、糖質を摂取しなければがんが小さくなる ・にんじんジュースには抗がん作用のある物質が豊富に含まれているので、がんを治す効果がある ・オゾン療法(血液クレンジング)はがんの予防・再発防止に有効... 続きをみる
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✳️【民間療法でがんが消えたという勘違い】 (前略)アマゾンで「がん」と検索すると、「私はこの方法でがんを治しました」という内容の本がたくさん出版されていることがわかります。 これらの多くには、民間療法などでがんの治療に成功した人の経験談が載っています。 しかし、がん本の場合、個人の経験... 続きをみる
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✳️【22の食事法を徹底的に調査した結果は……】 がんと食事法の関係について、網羅的に調べた研究があります。 2010年、イギリスの研究者たちが、グーグルなどの検索エンジンや医学雑誌を調査し、「がんに効く」とうたわれている食事法を調べました。 その結果、なんの根拠もないでたらめのも... 続きをみる
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✳️【有効性が否定されているビタミンC療法】 自由診療の例として、がんに対するビタミンC療法が挙げられます。 インターネットで検索すると300件以上の施設(主にクリニック)が見つかります。 がんに対するビタミンCの効果については古くから数多くの研究がおこなわれており、細胞や動物実験ではある程... 続きをみる
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✳️【ランセットに載った決定的証拠】 (前略)このように1期や2期の早期がんと診断されても、がん細胞が血管やリンパ管に侵入している場合があり、その「微小がん」がのちに遠隔転移となって再発してきます。 乳がん、卵巣がん、小細胞肺がん、大腸がんなどの“抗がん剤が効きやすいがん”では、微小がんのうち... 続きをみる
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【エビデンスレベル】 現代医学では、なんらかの治療行為の信憑性や効き目の高さを表す「エビデンスレベル」というものがあります。 エビデンスレベルが低いほど信憑性・効き目が低く、エビデンスレベルが高いほど信憑性・効き目が高いとされています。 【メタアナリシス】 そのエビデンスレベルで最高位に君臨... 続きをみる
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✳️【糖質制限でがんは治るのか】 イギリスにキャンサー・リサーチUKという、がんの研究と啓蒙を目的とした世界最大級の団体があります。 この団体が提供している情報を参考にして、食事ががんにどのような影響を与えるのか見ていきましょう。 読者のみなさんの中には、「がんは糖質を栄養素にするため、... 続きをみる
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✳️【マクロビオティックに科学的根拠なし】 マクロビオティック(マクロビ)もしばしば耳にします。これは、玄米、全粒粉を主食として、豆類、野菜、海藻類などから組み立てられた食事法です。 マクロビは一般的には健康によい食事であると考えられているものの、がんに有効だという科学的根拠はありません。... 続きをみる
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✳️【「コーヒー浣腸」には死亡例も】 (前略)ほかにも、がん患者さんにしばしばすすめられる食事法があります。 たとえば「ゲルソン療法」という民間療法です。ドイツ出身のゲルソンという医師が提唱したもので、コーヒーで浣腸をして「デトックス」し、加えて大量の生の果物や野菜をとり、野菜ジュースなどを... 続きをみる
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✳️【がんと食事について、研究でわかっていること】 がんと診断されたあとでも、「食事を変えればがんが治るのではないか」と考える患者さんは少なくありません。 書店に行くと「○○を食べたらがんが消えた!」といった派手なキャッチコピーの本が数多く売られていたり、テレビをつければ「○○ががんに効く」... 続きをみる
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「抗がん剤とサプリメントを組み合わせた治療は予後が悪い」の嘘
✳️【サプリは抗がん剤の効果を弱める可能性がある】 サプリはがんの進行をゆっくりにしたり、死亡率を下げたりするどころか、場合によっては抗がん剤の効果を弱めてしまう可能性が最新の研究結果から示唆されています。 抗がん剤はがん細胞を攻撃することでがんと戦います。その抗がん剤治療中に抗酸化作用があ... 続きをみる
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✳️【「がんに効果あり」と言われている4つのサプリを検証する】 ・サプリ1│ブロメライン──がんの治療効果は認められていない ブロメラインとは、生のパイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素のことであり、サプリとして販売されています。 肉を柔らかくするためによく酢豚でパイナップルを合わせま... 続きをみる
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「代替医療を受けて標準治療を受けないがん患者は死亡リスクが高い」の嘘
医療洗脳・医療詐欺に引っかからないためのポイント ✳️ 【標準治療を受けていないがん患者は死亡リスクが高い】 スーパーエリートである標準治療は、実際のところどれだけ効果があるのでしょうか。 ここで、標準治療と代替療法の治療成績を比較したアメリカの研究を紹介します。 図表1-2は、アメリカで標... 続きをみる
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「がんの治療法は世界中のどの病院も変わらない」は当たり前のこと
✳️【がんの治療法はどの病院も変わらない】 がんの治療法にはいろいろな種類がありますが、基本的にどの病院でも同じ方法を採用していて、日本中どころか世界中どこにいってもほとんど変わりません。 有効かどうか微妙な治療法であれば国によって異なることもありますが、効果が高い治療法であれば、どこの国の... 続きをみる
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✳️【1万個に1個しか残らない!がん治療薬を選抜する4つのプロセス】 保険適用の治療法が最高と言える最大の理由は、効果があるかどうかを徹底的に調べ抜かれているからです。 新しく開発された薬がどのような厳しいプロセスを経ているか、少し見てみましょう。 研究者が新しいがん治療薬を開発をしたら... 続きをみる
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【か行】 クラスター単位RCT──ランダム化比較試験(RCT)は本来1人1人をくじ引きで2群に振り分けるものだが、数十人単位、数百人単位で2群に振り分けておこなわれるRCTがまれに存在する。それがクラスター単位RCTである。無論、結果の正確性は著しく低いものになる。 【さ行】 サブグループ分析... 続きをみる
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「国は医療費を抑制するためにがん代替療法を保険適用にしない」の嘘
✳️【医療費の抑制】 日本の医療費は42兆円を超えており(2018年度)、国はどうにかして医療費を抑制しようとがんばっています。 そのような状況の中で、効果があるかどうかはっきりしない治療法に国が公的保険を適用することはありません。本当に効果があるという科学的根拠がある標準治療のみを保険が利... 続きをみる
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✳️【万能薬と医療費】 「本当はあらゆる病気に効く万能薬が発見されているというのに、各国政府と製薬会社が裏で手を結び、隠しているせいで世に出てこないのだ」という陰謀論がある。なんとスケールが大きい話だろうか。 そもそも万能薬が本当に存在するのであれば、各国政府が放っておくはずがない。よほど高... 続きをみる
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「抗がん剤で体がボロボロになるのは腫瘍内科医が不足しているから」の嘘
✳️【日本で抗がん剤が正しく使われていない理由とは】 抗がん剤を使用する医師は、副作用をきちんと管理できなければいけません。しかし、残念ながら日本では必ずしもそれがきちんと達成できているとは言えません。 先進諸国の中で、日本は抗がん剤治療の専門医(腫瘍内科医)がいちばん少ないのです。日本での... 続きをみる
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✳️【腫瘍内科医の役割とは】 抗がん剤は本来であれば、抗がん剤の専門の医師である「腫瘍内科医」が扱うべきものです。抗がん剤の種類も現在では100種類以上ありますので、その適応や副作用に対応する方策に精通した専門職が関わるべきことは当然だと思われます。 欧米先進諸国では、腫瘍内科の専門医制度は... 続きをみる
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✳️【抗がん剤でがんは治る?】 固形がんの場合、抗がん剤を使う目的は、主に2つに分かれます。そのことを、まずはしっかりと理解していただきたいと思います。ひとつは手術後の再発を予防するため、つまり“がんの完治率を高めるための治療(術後補助療法)”です。もうひとつは、再発や転移したがんに対する延命治... 続きをみる
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✳️【科学的根拠(エビデンス)】 がんの専門医がすすめる保険適用の標準治療には、すべて臨床試験フェーズⅢで好成績を残したという科学的根拠(エビデンス)があります。 一方、保険適用の標準治療に対して、保険が利かない標準治療以外の未承認治療は、科学的根拠となるデータがないか、あっても不十分です。... 続きをみる
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「コロナワクチンの有効率90%超は数字のトリックではない」の嘘
✳️【新型コロナワクチンの有効率90%超は数字のトリック?】 『答え:トリックと言っているほうがトリックです』 「まず、新型コロナワクチン“有効性”90%以上とは完全に嘘です。幼稚な数字のマジックです。だまされてはいけません。(中略) A郡(未接種)の非感染者数は、2万1769-85=『2万... 続きをみる
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【反論不可能の決定的証拠】 厚労省技官の発言や立花隆の目撃談が、100歩ゆずって都市伝説のたぐいだったとしても、次に紹介する事実だけは誰も反論はできないでしょう。 【胃がん診療ガイドライン】 日本胃がん学会が発行している〈胃がん診療ガイドライン〉には、抗がん剤の延命効果の証拠として、3... 続きをみる
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✳️【安くて効果抜群の標準がん治療】 世間一般の常識では、よいものほど値段は高いことが多いので、効果があるのに安いなんておかしいと思われるかもしれません。 これにはからくりがあります。保険適用の標準治療は、実はとても高額なのです。 がんの外科手術を受けると100万円を超す費用がかかり... 続きをみる
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【抗がん剤で症状緩和できるがん】 〈最高のがん治療〉の61ページには、「抗がん剤で症状緩和や延命効果が十分に期待できるがん」として…… 乳がん、卵巣がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、大腸がん、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、非ホジキリンリンパ腫(低悪性度)、胃がん、膀胱が... 続きをみる
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津川友介/勝俣範之/大須賀覚〈最高のがん治療〉26の嘘 目次
「がんはやっぱり標準治療が一番なの?」 「代替医療は危険という話を聞くけど、本当のところが知りたい」 ……この記事はこのような方たちのために書かれたものです。 応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼標準がん治療の究極の提灯本〈最高のがん治療〉へ宣戦布告 ▼「がんを放置してものが食... 続きをみる
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✳️【オプジーボはドセタキセルより2倍長く生きられる】 図表1-5は、「非小細胞肺がん」という肺がんの一種の患者さんに対して、オプジーボという薬がとても効くことが証明されたときのデータです(NEJM.2015)。 オプジーボはがん治療の歴史を変えたと言われた薬で、開発者の本庶佑先生は2018... 続きをみる
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「がんを放置してものが食べられなくなった患者を手術で救った」の嘘
✳️【手術で救われた胃がん患者】 一時期、「がんは切るな」といった極端な情報(いわゆる「がん放置療法」)が広まったことがあります。ある患者さんは、このようなことを言う医師の診断を受けたとき、「手術をやったら寿命が縮まるだけ」と言われ、がん放置療法をすすめられたそうです。 この患者さんにがんが... 続きをみる
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【書評】「最高のがん治療」を現役医師がレビュー 【レビュー①】 評価★★★★★ エビデンスに基づいた現時点での「最も優れたオプション」であるがん治療法を明示した上で、いかに世の中に溢れるがん治療を謳うトンデモ医療や民間療法が有害なものか警鐘を鳴らす、大変信頼できる内容の本と感じた。自分も親族の... 続きをみる