✳️【神話】

　HPVワクチン接種後、歩行困難、視力低下、認知機能低下などの有害事象に見舞われた少女が続出し、接種奨励が差し控えられることになったが、のちの名古屋スタディーでHPVワクチンと有害事象に因果関係がないことが証明されている。

✔️【真相〈プラシーボRCTはない〉】

　2020年に子宮頸がんワクチンの安全性を確かめるメタアナリシスが報告されたのですが、ワクチン群とアルミニウムの入った溶液を注射した群を比較しているだけで、生理食塩水を用いた本来のプラシーボRCTは皆無でした(Syst rev．2020)。

【9価と4価のガーダシルを比較しただけ】

　また、9価のガーダシルのRCTでは、306人の生理食塩水を注射した群と比較していますが、その群の人たちはすでに4価のガーダシルを接種した人たちであり、実際には9価と4価のガーダシルを比較したにすぎません(clinicaltrials．gov／show／NCT01047345)。

　子宮頸がんワクチンのRCTにはこうしたインチキが存在するため、名古屋市のRCTも到底信用することはできません。

【インチキのないRCT】

　では、インチキのないプラシーボRCTはないのかといいますと、実はちゃんと存在するんです。

　それを報告しているのはなんとあのメルクで、2017年の論文には2つのプラシーボRCTが報告されており、いずれもワクチン接種群に深刻な副作用が出ていることが分かっています(Clin Rheumatol．2017)。

【まとめ】

　●子宮頸がんワクチンの安全性をたしかめる試験は不正だらけであり、名古屋スタディーの結果は到底信用できない。

　●子宮頸がんワクチンの危険性を示す論文はちゃんと存在する。

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高血圧は心配無用！血圧を薬で下げる必要がない6つの理由

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ワクチンをぜったいに接種してはいけない16の理由　目次