「米と肥満・糖尿病は関係ない」の真相
✳️【ごはんと肥満・糖尿病は関係ない】
宮沢賢治の有名な「雨ニモマケズ」という詩には、こういう一節があります。
一日ニ玄米四合ト/味噌ト少シノ野菜ヲタベ 米四号というと、茶碗で約12杯分。これを3食に分けると、1食で4杯も食べていたことになります。糖質制限食をすすめる人たちから見たら、「とんでもない不健康な食事」だということになるかもしれません。それでも当時、肥満や糖尿病に悩まされる人は、今とは比べ物にならないほど少なかったのです。
ところが、ご存知のように、戦後になって日本人は米を食べなくなってきました。ここ50年で日本人の米の消費量はほぼ半減しています。一方で、それと反比例するかのように、肥満や糖尿病、生活習慣病の人が増えてきているのです。糖質が病気の根源だとしたら、これはおかしいではありませんか。
ここからもわかるように、ごはんを食べて糖質をとることと、肥満や糖尿病とはほとんど関係ないのです。 幕内秀夫〈世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」〉より
✔️【真相〈日本人を苦しめていた国民病〉】
まずアジア人は白人と違い、体質的に太りにくいと言われています。よって肥満が少なかったのは当たり前のことです。
次に糖尿病なのですが、データが出されていないのでなんとも言えません……。
仮に糖尿病患者がほとんどいなかったとしても、当時は日本全体がとある病気に苦しめられていたのです。
それこそ「脚気」です。
脚気とは江戸時代からなんと1950年代まで、毎年何万人もの死者を出していた国民病で、原因はビタミンB不足だったと言われています。
【ビタミンB不足の原因】
では、なぜ当時の日本人はビタミンB不足だったのか?
理由は白米のみを大量に食べ続けており、おかずといえば日の丸弁当の梅干くらい。
今では考えられないような食事ですが、当時はそれが常識だったのです。
宮沢賢治の時代、肥満や糖尿病の人が仮に非常に少なかったとしても、白米のせいで日本全体が脚気に苦しめられていたのです。
というお話でございます。
【まとめ】
●昔の日本人は白米の食べ過ぎで脚気に苦しめられていた。
🏥国民病の糖尿病。インスリンなどの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限をぜひご検討ください。
糖尿病は標準治療や人工透析では治らない!糖質制限を知ってください!
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