岡田正彦教授が暴いた胃がんの抗がん剤の論文のペテン
【反論不可能の決定的証拠】
厚労省技官の発言や立花隆の目撃談が、100歩ゆずって都市伝説のたぐいだったとしても、次に紹介する事実だけは誰も反論はできないでしょう。
【胃がん診療ガイドライン】
日本胃がん学会が発行している〈胃がん診療ガイドライン〉には、抗がん剤の延命効果の証拠として、3つのランダム化比較試験(RCT)が紹介されています。
が、そのRCTが載っている論文は疑惑まみれのものなのです。
【岡田正彦教授の推理】
新潟大学医学部名誉教授・岡田正彦が〈医者の私ががん検診を受けない9つの理由〉という本の中でそのペテンを暴いているので、引用しながら説明します。
【患者数】
まず、調査対象の患者数が極端に少ない。たとえばがん検診のRCTでは数万人が参加するというのに、前述の3つのRCTはいずれも40人ほどしか参加していません。
【密封封筒】
次にランダム化の方法。2つは「不明」となっており、1つは「密封封筒」となっています。
密封封筒とは開封しなくても中が透けて見えることから不正が横行し、現在ではまったく使われていません。
1990年代以降からコンピューターで処理され、医師も患者もどちらに振り分けられたのかわからなくして調査を進めるのが常識なのですが、それが守られていなかったのです。
【信用に値しない】
挙句の果てに〈Cancer.1993〉の論文によると、対照群にプラシーボを使うこともなく、結果を見ながら患者を都合良く追加していたことが明らかになっています。要するにこの論文は、まったく信用に値しないものだということです。
これで抗がん剤には延命効果すらないことがわかってもらえたと思います。
【まとめ】
●胃がんの抗がん剤に延命効果はない。
●医学論文は裏付けの根拠にならない。
●最高のエビデンスレベルを誇るRCTにもインチキが含まれている可能性がある。
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