✳️【抗がん剤の縮小効果】 がんの進行が著しく、症状が窮迫して重篤な結果をいつ招いても不思議ではないような危機的な全身状態であっても、抗がん剤による縮小効果が得られることで、危険な状態を一変させ、再び日常に戻ることが可能になった患者さんも数多く経験してきました。 大場大〈東大病院を辞めたから言え... 続きをみる
抗がん剤のブログ記事
抗がん剤(ムラゴンブログ全体)-
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✳️【抗がん剤で再発を防ぎ、がんとの共存を目指す】 抗がん剤を使用する主な目的として、がんの治癒を目指すための場合と、治癒が困難ながんと上手に共存することを目指すための場合とがあります。以下、具体的に示します。 ①手術だけでは再発リスクが高いために、再発をできるだけ抑える目的で使用する補助的... 続きをみる
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がん治療論争!大場大vs近藤誠編(勝者はあなたが判断してください)目次
応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼「主治医の言うことより近藤誠本の情報が信頼されている」の嘘 ▼「抗がん剤で再発を防ぎ、がんと上手に共存できる」の嘘 ▼「抗がん剤の縮小効果で日常に回復できる」の嘘 ▼「近藤誠監修の漫画〈医者を見たら死神と思え〉は金儲け目的」の嘘 ▼「がん放置療法は... 続きをみる
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✳️【外来化学療法】 抗がん剤治療には多くの誤解があります。抗がん剤の印象として、副作用が強く、抗がん剤をやっている最中は、寝たきり状態のようになって、仕事も何もできないのではないのかと思っている人が多いのではないでしょうか。 しかし、最近の抗がん剤は、通院で治療ができ、抗がん剤治療をおこな... 続きをみる
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「TS-1など、抗がん剤は止まることなく進化を続けている」の嘘
✳️【進化が止まらない抗がん剤】 乳がんでは、1970年代から、術後に、リンパ節転移があった患者さんを対象に、「抗がん剤を投与する群」と「投与しない群」にランダムに分けて予後を比較する臨床試験が複数おこなわれてきました。世界で最初におこなわれたのが、3つの抗がん剤を組み合わせたCMF(シクロフォ... 続きをみる
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「イレッサが悪いのではなく抗がん剤の専門家がいないから」の嘘
✳️【抗がん剤で治るがん】 抗がん剤を使う目的の1つ目は、「抗がん剤でがんを治すこと」です。 血液がんは抗がん剤がよく効くというのは知られていますが、固形がんのなかでも「胚細胞腫瘍」「子宮絨毛がん」などのがんは、抗がん剤が治療の第一選択肢になります。血液がんと同じで抗がん剤に対する感受性が強... 続きをみる
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✳️【分子標的薬ハーセプチン】 抗がん剤で治癒率が向上する例をご紹介しましょう。乳がんの「ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)は固形がんに世界で初めて承認された分子標的薬です。(中略) HER2陽性の乳がんの術後患者さんを対象に、標準的な抗がん剤治療にハーセプチンを加えた群と加えなかった群にラ... 続きをみる
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近藤誠の〈抗がん剤は効かない〉はがん患者にとっての福音にはならない
【がん患者にとっての福音、新しい地平】 近藤誠〈抗がん剤は効かない〉から引用します。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 「文藝春秋」2011年1月号の拙稿「抗がん剤は効かない」(以下「効かない論文」)の反響は大きく、編集部には、近来にない多数の問い合わせが殺到したといいます。いかにも切羽詰まった... 続きをみる
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抗がん剤治療を受ける人と近藤誠のアンチがいなくならない3つの理由
【いまだにいなくならない近藤誠のアンチ】 ここまでの記事を読んだ人なら、抗がん剤治療がどれほど欺瞞と矛盾に満ちたものなのか、どれほどバカバカしいものなのか、(普通の読解力があれば)わかってもらえたと思います。 しかし、いまだに抗がん剤治療を受ける人と、近藤誠のアンチはゴミのようにいます。こ... 続きをみる
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【勝俣範之と近藤誠の1回目の論争】 2014年に出版された勝俣範之の〈「抗がん剤は効かない」の罪〉は近藤誠の〈抗がん剤は効かない〉への反論本ではあるのですが、実はこの2人の論争は2011年に1回目が起きているんです。 まず近藤誠が文藝春秋2011年1月号に〈抗がん剤は効かない〉という論文を寄稿... 続きをみる
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✳️【“人為的操作”がおこなわれる隙はない】 新GCPの中でも、一番のポイントは“データの質を保証・管理する”ことで、そのためにモニタリングと呼ばれる業務や、第三者による監査が必須となりました。 「モニタリング」とは、治験の計画書どおりに患者さんに治療がきちんとおこなわれているかをチェックし... 続きをみる
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勝俣範之の到底信用できないグリベックとハーセプチンの効果紹介
✳️【進行がんでも治る可能性が】 「グリベック」(一般名:イマチニブ)は、世界で最初に開発されたがんの分子標的剤で、慢性骨髄性白血病の原因遺伝子異常である「Bcr-ab1遺伝子」をターゲットに働く内服の抗がん剤です。「慢性骨髄性白血病」は、従来は骨髄移植をしないと治癒が得られない疾患でしたが、グ... 続きをみる
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✳️【抗がん剤を多く処方しても給料は上がらない】 抗がん剤を処方する医師の中で、近藤医師が指摘するように“製薬企業とつるんで利権を得ている医師”は一部だけ。また、抗がん剤を処方している日本の医師は、ほとんどが勤務医です。勤務医は、抗がん剤を多く処方したとしても、給料が上がるわけではありません。で... 続きをみる
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✳️【一方的な押し付け】 進行再発がんの患者さんに、“抗がん剤治療をやめるべきか否か”を、医者だけで一方的に論じるのはおかしなこと。大事にしたいこと、価値観は、患者さんひとりひとりで違います。正しい情報提供をしたうえで、患者さんと良いコミュニケーションをとりながら、それぞれの生活の質を十分に考... 続きをみる
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【勝俣範之の勝利を疑っていない人々】 日本の抗がん剤批判の第一人者であった故・近藤誠──。 日本の抗がん剤治療のリーダーである勝俣範之──。 この2人の夢の対談は結局、勝俣範之が逃げ続けたため実現しなかったのですが、雑誌や書籍では熾烈な論争が繰り広げられました。 結論から言いますと近藤誠の... 続きをみる
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抗がん剤論争!勝俣範之vs近藤誠編(勝者はあなたが判断してください)目次
応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼はじめに「幻に終わった勝俣範之と近藤誠の対談」 ▼「抗がん剤で固形がんが治る」の嘘 ▼「抗がん剤が悪いのではなく腫瘍内科医が少ないのが悪い」の嘘 ▼近藤誠は「抗がん剤はやめなさい」などとは言っていない ▼「勤務医は抗がん剤を多く処方しても給料は上が... 続きをみる
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【乳がんではなく前立腺がんの論文だった?】 アンチ近藤誠の人たちは、まともに戦ったら勝ち目がないためか、かろうじて反論できそうなものを慎重に選び、それだけを集中的に取り上げ続けて近藤誠をたたく、という手口をよく使います。 その代表例が、イギリス・ミドルセックス病院の論文です。 これはA... 続きをみる
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✳️【携帯電話を使う船瀬俊介】 こちら、『買ってはいけない』の著者の1人の船瀬さんが書いた緊急書き下ろし『買ってもいい』です。まあ要は色んな自然食品の紹介なんですが、その中の1つとして、「雑穀食『特選・幸せ』」というのをすすめています。(中略) それと、こちらが著者近影の写真です(会場に写真を... 続きをみる
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✳️【勝俣範之医師の主張①】 「本物のがん」なら、がんがごく小さい時点ですでに転移しているので、なにをやっても効果がない、だから治療はすべきでない──と近藤誠医師は言いますが、本当に、「本物のがん」はなにをやっても無駄なのでしょうか? 一般的にステージ1、2を「早期がん」、ステージ3、4を「進... 続きをみる
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サッカーの王様ペレはがんで死んだのではなく抗がん剤で殺された
【悲報】 神の子メッシの有終の美となったサッカーワールドカップ・カタール大会。 それから間もなく、一本の悲報が届くこととなりました。それはサッカーの王様ペレの他界です。 享年82歳。死因はがんによる多臓器不全だそうです。 しかし──。 【近藤誠の推理】 がんによる多臓器不全──元慶... 続きをみる
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人間ドックも抗がん剤も不要!小林麻央さんの死を無駄にしてはいけない
【がんの自覚症状】 小林麻央さんは乳がんで亡くなったのではなく抗がん剤で殺された こちらの記事にも書いたのですが、民間療法を受けていたとされる2015年、麻央さんにがんの自覚症状があったのかなかったのかがこの上なく気になっていました。 そこで、なにか手がかりを得るべく、麻央さんのブログ〈KOK... 続きをみる
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小林麻央さんは乳がんで亡くなったのではなく抗がん剤で殺された
【忘れられない笑顔】 亡くなられてから数年が経過する今もなお、私の脳裏から焼き付いて離れないとある人物の「笑顔」があります。 その方こそ小林麻央さんです。 おそらく私と同じような感覚の人は多くいると思います。アンビリの司会者時代が懐かしいです……。 そんな麻央さんの命を奪ったのが、世間的に... 続きをみる
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【ラストエンペラー】 「人生で最も好きな曲を1曲だけあげてください」と言われて即答できる人はなかなかいないのではないでしょうか? 「最低でも10曲はあげたい。1曲だけに絞るというのは……」という感じになるからです。 しかし、私は即答できます。坂本龍一の〈ラストエンペラー〉です。 Ryuich... 続きをみる
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応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ■姉妹ブログ紹介■ ▼医者と病院に殺されないための知識ブログ 自己紹介&当ブログの趣旨 ▼現代医学/製薬業界の不正方法一覧 ▼がん関連記事目次 ▼輸血をぜったいに受けてはいけない6つの理由 目次 ▼ワクチンをぜったいに接種してはいけない16の理由 目... 続きをみる
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死因はがんではない!毎日1000人が抗がん剤で殺されている現実
【毎日1000人ががんで死んでいるわけではない】 漫画家の小林よしのりは〈ゴーマニズム宣言スペシャル コロナ論〉という作品の中で、「毎日1000人ががんで死んでいるのがすごい」といったことを言っていました。 日本では年間30数万人ががんで死んでいるとされているので、単純に計算して1日1000人... 続きをみる
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【抗がん剤治療のリーダーK教授】 近藤誠〈がん治療で殺されない七つの秘訣〉から引用します。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 私はこれまで『文藝春秋』誌に論文を何本か寄せてきました。なかでも1番反響が大きかったのは、抗がん剤の無意味を説いた論文です(2011年1月号)。患者・家族にとっては初... 続きをみる
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ホスピス医の証言「抗がん剤治療を断って後悔した人は1人もいない」
【伝説のホスピス医】 2000人以上の末期がん患者を看取ったホスピス医に、小野寺時夫という人がいます。彼の言葉にこういうものがあります。 「抗がん剤治療を受けて後悔した人はたくさんいるが、抗がん剤治療を断って後悔した人は1人もいない」 小野寺時夫のこの言葉を聞いても、あなたはまだ抗がん剤治療... 続きをみる
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✳️【現代医学のよくある主張】 抗がん剤は進歩しており、TS-1、イレッサ、オプジーボといった分子標的薬が次々と開発されている。 ✔️【真相〈従来の抗がん剤と変わらない〉】 胃がんの延命効果があるとされたTS-1ですが、のちにアメリカでおこなわれた調査で総死亡率に差がないことが明らかになりまし... 続きをみる
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「抗がん剤でがんは治らない」立花隆が目撃したがん医者たちの雑談
【立花隆の証言】 3万冊の本を読み、100冊の本を書いた伝説のジャーナリスト、立花隆。 次に紹介するエピソードはこの世界では知らぬ者はいないエピソードなのですが、知らない人のために紹介しておきたいと思います。 【〈がん 生と死の謎に挑む〉の中の問題の部分】 立花隆〈がん 生と死の謎に挑む〉か... 続きをみる
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【厚労省・抗がん剤担当技官】 ジャーナリストの船瀬俊介はかつて、厚労省・抗がん剤担当技官の紀平哲也という人物に電話取材をしたことがあるそうです。 そのときのやりとりの一部を紹介します。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 船瀬「抗がん剤は、がんを治せるのですか?」 紀平『お答えします。抗がん剤... 続きをみる
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アメリカがん治療の総本山NCIの所長も抗がん剤の有害性を認めている
【最高権威の証言】 1985年、がん治療の総本山ともいうべき米国立がん研究所(NCI)のデヴィタ所長が、アメリカ議会の場で次のような証言をしたことがあります。 「抗がん剤の化学療法は無力だ。抗がん剤を投与すると、一部の患者に腫瘍縮小は見られる。しかし、がん細胞はみずからの遺伝子を変化させ、たち... 続きをみる
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「抗がん剤治療は受けるのが常識とされているけど、本当にがんに効果があるの?」 「つらいだけでなにも意味はないという意見もあるけど、本当のところが知りたい」 ……この記事はこのような方たちのために書かれたものです。 応援クリックお願いします🙏 にほんブログ村 ▼アメリカがん治療の総本山NC... 続きをみる
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✳️【がんになったらどのような治療法を信じればよいのか】 ・がん細胞は糖質をエネルギー源にするため、糖質を摂取しなければがんが小さくなる ・にんじんジュースには抗がん作用のある物質が豊富に含まれているので、がんを治す効果がある ・オゾン療法(血液クレンジング)はがんの予防・再発防止に有効... 続きをみる
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✳️【民間療法でがんが消えたという勘違い】 (前略)アマゾンで「がん」と検索すると、「私はこの方法でがんを治しました」という内容の本がたくさん出版されていることがわかります。 これらの多くには、民間療法などでがんの治療に成功した人の経験談が載っています。 しかし、がん本の場合、個人の経験... 続きをみる
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✳️【ランセットに載った決定的証拠】 (前略)このように1期や2期の早期がんと診断されても、がん細胞が血管やリンパ管に侵入している場合があり、その「微小がん」がのちに遠隔転移となって再発してきます。 乳がん、卵巣がん、小細胞肺がん、大腸がんなどの“抗がん剤が効きやすいがん”では、微小がんのうち... 続きをみる
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「抗がん剤とサプリメントを組み合わせた治療は予後が悪い」の嘘
✳️【サプリは抗がん剤の効果を弱める可能性がある】 サプリはがんの進行をゆっくりにしたり、死亡率を下げたりするどころか、場合によっては抗がん剤の効果を弱めてしまう可能性が最新の研究結果から示唆されています。 抗がん剤はがん細胞を攻撃することでがんと戦います。その抗がん剤治療中に抗酸化作用があ... 続きをみる
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「抗がん剤で体がボロボロになるのは腫瘍内科医が不足しているから」の嘘
✳️【日本で抗がん剤が正しく使われていない理由とは】 抗がん剤を使用する医師は、副作用をきちんと管理できなければいけません。しかし、残念ながら日本では必ずしもそれがきちんと達成できているとは言えません。 先進諸国の中で、日本は抗がん剤治療の専門医(腫瘍内科医)がいちばん少ないのです。日本での... 続きをみる
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✳️【腫瘍内科医の役割とは】 抗がん剤は本来であれば、抗がん剤の専門の医師である「腫瘍内科医」が扱うべきものです。抗がん剤の種類も現在では100種類以上ありますので、その適応や副作用に対応する方策に精通した専門職が関わるべきことは当然だと思われます。 欧米先進諸国では、腫瘍内科の専門医制度は... 続きをみる
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✳️【抗がん剤でがんは治る?】 固形がんの場合、抗がん剤を使う目的は、主に2つに分かれます。そのことを、まずはしっかりと理解していただきたいと思います。ひとつは手術後の再発を予防するため、つまり“がんの完治率を高めるための治療(術後補助療法)”です。もうひとつは、再発や転移したがんに対する延命治... 続きをみる
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✳️【科学的根拠(エビデンス)】 がんの専門医がすすめる保険適用の標準治療には、すべて臨床試験フェーズⅢで好成績を残したという科学的根拠(エビデンス)があります。 一方、保険適用の標準治療に対して、保険が利かない標準治療以外の未承認治療は、科学的根拠となるデータがないか、あっても不十分です。... 続きをみる
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【反論不可能の決定的証拠】 厚労省技官の発言や立花隆の目撃談が、100歩ゆずって都市伝説のたぐいだったとしても、次に紹介する事実だけは誰も反論はできないでしょう。 【胃がん診療ガイドライン】 日本胃がん学会が発行している〈胃がん診療ガイドライン〉には、抗がん剤の延命効果の証拠として、3... 続きをみる
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【抗がん剤で症状緩和できるがん】 〈最高のがん治療〉の61ページには、「抗がん剤で症状緩和や延命効果が十分に期待できるがん」として…… 乳がん、卵巣がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、大腸がん、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、非ホジキリンリンパ腫(低悪性度)、胃がん、膀胱が... 続きをみる
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✳️【オプジーボはドセタキセルより2倍長く生きられる】 図表1-5は、「非小細胞肺がん」という肺がんの一種の患者さんに対して、オプジーボという薬がとても効くことが証明されたときのデータです(NEJM.2015)。 オプジーボはがん治療の歴史を変えたと言われた薬で、開発者の本庶佑先生は2018... 続きをみる