医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

「分子標的薬ハーセプチンで世界中の人々が救われている」の嘘



✳️【分子標的薬ハーセプチン】

 抗がん剤で治癒率が向上する例をご紹介しましょう。乳がんの「ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)は固形がんに世界で初めて承認された分子標的薬です。(中略) HER2陽性の乳がんの術後患者さんを対象に、標準的な抗がん剤治療にハーセプチンを加えた群と加えなかった群にランダムに振り分けて比較した臨床研究があります。予後を10年後まで追跡した結果が2014年に公表されました(J Clin Oncol 2014)。 


 ハーセプチンを投与した群の10年生存率は84%で、ハーセプチンを投与しなかった群では75・2%でした。つまり、ハーセプチンを使うことで10年生存率が8・8%も上がったのです。無病生存率も、ハーセプチンを投与した群では73・7%、非投与群では62・2%で、ハーセプチン投与群のほうが良い成績でした。 


 がんの生存率は、通常は5年生存率を算出するのですが、乳がんは、5年を過ぎても再発が見られるため、10年の長期の経過観察が必要といわれています。この結果は、10年の経過観察結果であるため、より信頼性が高いといえます。また、乳がんに対する分子標的薬のハーセプチンが再発も減らし、治癒率も向上させているという証拠になります。しかも、11人に1人の患者さんがハーセプチンによって救われたということですから、とても大きな成果。現在、世界中で毎年数十万人の人がハーセプチンによって命を救われているといわれています。 勝俣範之〈医療否定本の嘘〉より



✔️【反論〈胃がんの抗がん剤のペテン論文〉】

 まずはこちらの記事を読んでください。


 新潟大学医学部の岡田正彦名誉教授が、延命効果があるとされる胃がんの抗がん剤の論文のペテンを暴いています。


岡田正彦教授が暴いた胃がんの抗がん剤の論文のペテン


 このような例もあるので、ハーセプチンとやらの効果が本当かどうかわかったものではありません。



【QOL(生活の質)】

 そもそもQOL(生活の質)はどうなのでしょうか?


 ハーセプチンで何年か長く生きられたとしても、ひどい副作用や後遺症に苦しめられるのでは意味はありません。


 「勝俣医師はハーセプチンでがんが治癒する言ってるぞ」という声が聞こえてきそうですが、「●年生存率」というもののペテンはこちらの記事で確認してください。


がん3大標準治療・5年生存率の罠



【まとめ】  

 ●勝俣範之はどう考えても都合のいいことしか言っていない。



🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。

がんは3大標準治療では治らない!がん食事療法を知ってください!


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がん治療論争!勝俣範之vs近藤誠編(勝者はあなたが判断してください)目次