「近藤誠監修の漫画〈医者を見たら死神と思え〉は金儲け目的」の嘘
✳️【近藤誠監修の漫画】
事実(ファクト)を正しいベクトルで正しく報道するという根本思想は、報道機関にとって命綱であるはずです。当然、こういった矜持が各メディアに宿っているものと信じたいのですが、がん医療に関するこれまでの報道の「クセ」を見ると、非常に残念な状況にある、といわざるをえません。視聴率を稼ぐため、あるいは購買数を増やすためには、鮮明でセンセーショナルな表現が好んで多用されます。その内容の真偽や信憑性が検証されていなくても、です。
例えば、2014年から、成人漫画誌「ビッグコミック」(小学館)で連載されている「医者を見たら死神と思え」という連載漫画をご存知でしょうか。漫画という作品ツールは、視覚的要素が大きく、さらに有名誌での連載ともなれば、非常に影響力の大きい表現媒体といえます。であるからこそ、いくら漫画というフィクションであっても、作者たちは丁寧な取材を重ねたうえで、それなりの客観性や真実を重視しながらの内容を心がけているはずです。
しかし、この漫画に関しては、医療系というジャンルとしては極めて異質な表現が垂れ流しにされています。なぜなら、監修を務めているのが近藤誠氏であるからです。(中略) 多くのエセ医学を取り扱う書籍が世の中には放たれていますが、その中でも刊行すると確実にベストセラーになることから、各出版社が熱い眼差しでエールを送っているのがいわゆる近藤本でしょう。先の連載漫画の監修についても同様です。彼が慶応義塾大学出身の医師であることから、がん患者さんにとってどれほどの影響を及ぼすものかも想像できない商業市場のふるまいには異を唱えなくてはいけません。 大場大〈東大病院を辞めたから言える「がん」の話〉より
✔️【反論〈黙って抗がん剤打っていたほうが効率がいい〉】
アマゾンのレヴュー欄で近藤本を「金儲け目的だ!」と、ののしる人がいました。
それに対してこう反論する人がいました。
「金儲けが目的なら、黙って抗がん剤打ってたほうが効率良くね?」
……もしも私が反近藤側の人間だったら、この反論に対してうまく切り返すことができません。
さて、大場さん、あなたならどう切り返します?
【医者は死神】
また大場大は〈東大病院を辞めたから言える「がん」の話〉の中で、医者のことを死神呼ばわりする近藤誠に怒りを爆発させているのですが、医者のことを死神と最初に呼んだのは私の知る限り、ロバート・メンデルソンという方です。
この方、何者かといいますと、全米保健連盟会長などをつとめた医学博士で、「アメリカの民衆のための医師」と敬愛された方なのです。
そのような立場の人が現代医学の欺瞞を糾弾したのです。
大場大にはぜひ近藤誠を批判する前に、ロバート・メンデルソンから批判してもらいたいです。
【まとめ】
●近藤誠本の目的が金儲けというのは無理がある。
●医者のことを最初に死神と呼んだのは、アメリカのロバート・メンデルソンという医師である。
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がん治療論争!大場大vs近藤誠編(勝者はあなたが判断してください)目次
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