「近藤誠のがん放置療法は人体実験」の嘘
✳️【ヘルシンキ宣言】
近藤医師がそれでもどうしても「放置療法」をしたいのなら、「研究的治療」として第三者の倫理委員会に治療計画を提出し、許可を得るべきです。倫理委員会で許可されていない研究的治療を実際に患者さんにおこなうのは、「人体実験」をしているようなもの。
現代医学の臨床研究・臨床試験は、すべてヘルシンキ宣言に基づいておこなわれています。その基本原則の主なものは、次の5つです。
①患者・被験者の尊重
②本人の自発的・自由意思による参加
③適切なインフォームド・コンセントが得られること
④倫理審査委員会の承認
⑤科学的に妥当な医学研究であること
「放置療法」が人体実験ではなく研究的治療であると判断されるためには、このヘルシンキ宣言に基づいて、少なくともこの5つの原則に則っているかどうかを詳細に施設の倫理委員会に吟味、承認された上で、適切なインフォームド・コンセントがおこなわれることが必要です。
「『放置療法』を選んだ患者さんは自分の意志で選んでいるのだから、いいじゃないか」という主張が成り立つのは、「放置療法」が、患者さんに不利益を与えないような医学研究として、第三者が介在する倫理委員会で認められ、また、患者さんに正しい情報が与えられるような適切なインフォームド・コンセントがおこなわれていればの話。そうでない限り、やはり「放置療法」は人体実験なのです。 勝俣範之〈医療否定本の嘘〉より
✔️【反論〈抗がん剤のタブーを論破できるのか?〉】
勝俣範之の言い方だと、あたかも抗がん剤治療が患者を尊重し、適切なインフォームド・コンセントがおこなわれた上でされているかのようです。
ところで抗がん剤というものには、勝俣範之が一切触れていない「闇の部分」が多々あるものなのです。
詳細はこちらの記事で確認してください。
私がこの記事で挙げたタブー1つ1つを論破できないようなら、「抗がん剤治療は患者を尊重し、適切なインフォームド・コンセントがおこなわれた上でされている」などとはぜったいに言えないはずです。
【倫理委員会】
また、勝俣範之の言い方だと、抗がん剤治療は倫理委員会とやらに「がんの有効な治療法」として承認されているようです。
しかし、前述の〈抗がん剤治療をぜったいに受けてはいけない8つの理由〉で、抗がん剤治療というものががん患者に苦しみしか与えない、百害あって一利なしのペテン医療であることがわかってもらえたと思います。
そんな組織に近藤誠ががん放置の計画書を提出したところで、承認などされるわけがないのは言うまでもないことです。
これで勝俣範之の「近藤誠のがん放置は人体実験だ」という批判が、まったく的の外れたものであることがわかってもらえたと思います。
(しかし、だからといって、近藤誠のがん放置療法が100点満点のベストな治療法というわけではないので、その点は誤解しないでください)。
【まとめ】
●勝俣範之は抗がん剤の不都合なタブーを無視して話を展開している。
●極悪組織の倫理委員会が、カネの儲からないがん放置の計画書を承認するはずがない。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
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がん治療論争!勝俣範之vs近藤誠編(勝者はあなたが判断してください)目次
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