「抗がん剤の縮小効果で日常に回復できる」の嘘
✳️【抗がん剤の縮小効果】
がんの進行が著しく、症状が窮迫して重篤な結果をいつ招いても不思議ではないような危機的な全身状態であっても、抗がん剤による縮小効果が得られることで、危険な状態を一変させ、再び日常に戻ることが可能になった患者さんも数多く経験してきました。 大場大〈東大病院を辞めたから言える「がん」の話〉より
✔️【反論〈データが提示されていない〉】
データが提示されていないので、これが嘘であることは説明不要だと思います。
しかし、今回の大場大の主張の最大の問題点は、実はそこではないのです。
【抗がん剤の有用性判断要素】
大場大は抗がん剤の縮小効果について語っています。
たしかに2004年10月前半まで抗がん剤の有効性判断要素は、「がん患者10人中1人のがんが4週間縮小する」というものでした。
しかし、2004年10月後半から「延命効果」にシフトされたのです。
そう。開発された抗がん剤に効果があるかないかを判断する要素は、縮小効果などではないのです。
それだというのに2004年11月以降に出版された〈東大病院を辞めたから言える「がん」の話〉の中で、抗がん剤の縮小効果なんてものについて語っている大場大の想像を絶する無知蒙昧ぶりは、もはやなんとたとえていいのかわかりません。
これで抗がん剤の専門家を名乗っているのですから世も末です。
【まとめ】
●抗がん剤の有用性判断要素は延命効果であり、縮小効果などではない。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
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がん治療論争!大場大vs近藤誠編(勝者はあなたが判断してください)目次
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