医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

〈世にも美しいダイエット〉は糖質制限ではない



✳️【〈世にも美しいダイエット〉】

 アトキンス・ダイエットは日本でもブームになりましたから、なかには健康にいいと信じ込んで続けた人がいるかもしれません。早めに断念したのならいいのですが、とことん続けていたらたいへんです。その人たちがどういう結果になったのか、残念ながら資料はありません。著名人でもない限り、「結末」がどうだったか、世間に出てくることはありません。 


 『世にも美しいダイエット』もまた、著者のM氏が、自分自身の体験をもとに著したものです。そして、そのダイエットのやり方をわかりやすくまとめたのが、その著書の中にある「七つのルール」です。


世にも美しいダイエット 七つのルール

 ①青菜を「主食」と考え、たんぱく質と炭水化物はあくまでも「副食」とする


 ②油脂類、とくにべに花油とバターをたっぷり摂る


 ③あらゆる糖分を避ける 

 ●砂糖、はちみつ、果糖、黒砂糖、三温糖、乳糖などの糖分とそれを使ったあらゆる菓子、飲料、加工食品、調味料等はいっさい禁止。


 ④お腹のなかで腐りやすいものを摂らない


 ⑤たっぷりの水を飲み、塩分もそれに応じて摂る


 ⑥カラダを毎日、十分に動かす


 ⑦食べたものはすみやかに出す


 これを見ると、まぎれもなく糖質制限食ダイエットだということがわかります。 このダイエット法の特徴は、「カロリー計算は不要」と「お腹いっぱい食べても痩せられる」という点にありました。「ダイエットはしたいけれど、カロリー計算は面倒」「痩せたいけれども我慢はいや!」と感じていた人たちに強くアピールしたのだと思います。


 そう、「空腹を我慢して痩せます」というダイエットでは、ブームにならないのです。前にも書いたように、極端な方法や意外な方法だからこそブームになるのです。 


 しかし、私はこのダイエットの内容をひと目見て、非常に危険だと感じました。当時、こんな食事を続けていたら、やがては栄養失調で倒れるか、血管がもろくなるかのどちらかだ──と思ったものです。 幕内秀夫〈世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」〉より 



✔️【反論〈世にも美しいダイエット〉はまぎれもなく糖質制限ではない】

 幕内秀夫は〈世にも美しいダイエット〉のことを「まぎれもなく糖質制限食」などと言っていますが、どう見ても糖質制限ではありません。


 糖質制限の柱は肉であり、糖質制限の一種のMEC食やオーソモレキュラー療法にいたっては、野菜はあまり重視されていません。


 これで青菜を軸とする〈世にも美しいダイエット〉が、糖質制限とは呼べないものであることがわかってもらえたと思います。



【M氏が他界した理由】

 ちなみに〈世にも美しいダイエット〉の著者のM氏は51歳の若さで他界したのですが、理由は糖質制限とはかけ離れた食生活をおくったからだと思われます。



【まとめ】

 ●〈世にも美しいダイエット〉は糖質制限とは呼べない。



🏥国民病の糖尿病。インスリンなどの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限をぜひご検討ください。

糖尿病は標準治療や人工透析では治らない!糖質制限を知ってください!


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