医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

シンプルな話をわざと複雑にしてごまかす現代医学擁護派



✳️【テスト・ネガティブ・デザイン】

 現在、インフルエンザワクチンの評価方法はさらに洗練化されてきています。


 起こった流行を後ろ向きに吟味してワクチンの効果を検証しようとすると、そこに「バイアス」という問題が生じます。そもそもインフルエンザワクチンを接種する人は健康意識が高い人だったりして、そのような人とワクチン接種をしなかった人とを比べてインフルエンザの罹患率を比べても、それがワクチンのおかげなのか、そのような健康コンシャスな生活態度のおかげなのかを区別することができません。


 そこで、テスト・ネガティブ・デザインという研究方法が生まれました。これは、病院を高熱などで受診してインフルエンザの検査が陽性だった人と、検査が陰性だった人とを比較し、両者のワクチン接種率を比較するというものです。


 もしワクチンにインフルエンザ予防の効果があれば、ワクチン接種率は、検査陽性群のほうが検査陰性群に比べてとても低いはずです。両者に差がなければ、「ワクチンは効果がない」と解釈できます。


 また、このデザインだと、健康コンシャスで、医療保険も持っていて、病院を受診するという行動そのものについては誰にも差がありません。よって、よりバイアスが紛れ込みにくい、ということになります。また、この方法だと「現在流行している」インフルエンザに対するワクチンの効果をほぼリアルタイムで吟味できます。そういう速報性もこの方法の利点です。


 では、このような方法でインフルエンザワクチンの効果を吟味して、結果はどうだったでしょうか。2016年に数々のテスト・ネガティブ・デザインを集めた研究データの再分析、メタ分析が発表されています。


 インフルエンザウィルスにはAとBという2種類があり、A型インフルエンザはウィルス表面にあるH抗原とN抗原でさらに細分化されています。例えば、2009年から世界的に流行したパンデミック・インフルエンザウィルスはH1N1pdm09という呼称が与えられています。実はこのウィルスは現在でも世界のあちこちで流行しており、「普通のインフルエンザ」と同じ扱いになっています。当時毒性が強く、死亡率が高いと恐れられ、多くの誇大な報道やパニックを呼んだウィルスでしたが、蓋を開けてみたら「そうでもなかった」のでした。


 で、このH1N1pdm09に対するインフルエンザワクチンの効果は全体では67%と判定されています。


 一般に、ワクチン効果はワクチンを打たなかった群でのインフルエンザ罹患率からワクチンを打った群でのインフルエンザ罹患率で割ったものになります。これじゃなんのことかわかりませんね。つまり、


 (ワクチン打たない郡のインフル罹患率━ワクチン打った群のインフル罹患率)÷ワクチン打たない群のインフル罹患率


 となります。


 もし、ワクチンを打っても打たなくてもインフルエンザ罹患率が同じであるのなら、この計算式の分子はゼロとなり、VEも0%となります。ワクチンを打つとインフルエンザが完全にゼロとなる素晴らしい防御能があれば、分母と分子はいずれ同じになり、VEは100%ということになります。そして、ワクチンを打った群のインフルエンザ罹患率が打たない群の半分になれば、この計算式の答えは50%になります。おわかりでしょうか。


 つまり、インフルエンザワクチンのVEがH1N1pdm09に対して67%だったということは、100人が罹患するはずだったインフルエンザを、ワクチンのおかげで100-67=33人の罹患に減らしてくれたってことを意味しています。それを病院を高熱で受診した人全体で吟味したのがテスト・ネガティブ・デザインってわけです。 岩田健太郎〈ワクチンは怖くない〉より



✔️【反論〈前橋レポート〉】

 では次に、内海聡、めんどぅーさ〈医者とおかんの「社会毒」研究〉の中の文を読んでください。



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 インフルエンザワクチンが効かないということを立証する、有名なレポートに前橋医師会のレポートがあります。医師会もたまにはいいことをしますね。


 ある児童の予防接種事故をきっかけにして集団接種を中止した前橋市は、研究班を立ち上げ、5つの市で計7万5000人を対象にして6年間にわたり、インフルエンザワクチンの疫学調査をしました。その調査では、「ワクチンをしたグループ」と「ワクチンをしなかったグループ」とのあいだでインフルエンザ罹患率がまったく変わらず、ワクチンがなんの効果も示さないことが証明されました。


 学校でのインフルエンザワクチンの集団接種は、1994年以降、全国で中止されています。そのきっかけはこの前橋医師会による調査です。これほど大規模で長期間にわたる正確な疫学的データは、現在も日本にも世界にもありません。

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【どちらが納得できるか?】

 岩田健太郎の文と内海聡の文を読み比べて、どちらが「なるほど!そういう理由でインフルエンザワクチンは●●なのか!」と納得できたでしょうか?


 おそらくほぼすべての人が「インフルエンザワクチンに意味なんかないんだよ」と訴える内海聡の文だと思われます。


 このように、インフルエンザワクチンが有害無益であることはすでに明らかになっているにもかかわらず、岩田健太郎のような現代医学擁護派のペテン師たちは、なにがなんでもインフルエンザワクチン利権を手放すものかと、ありとあらゆる理屈をこねくりまわしてインフルエンザワクチンを正当化しようとします。



【カレーライス】

 カレーライスがおいしいことは万人が認める事実ですよね?にもかかわらず……


 「科学的にどーたらこーたらで、医学的にどーたらこーたらで、そしてなんやらデザインによって実はカレーライスがまずいことが証明されたのである」


 ……なんてことを言う人が現れたらどう思いますか?



【ディズニーランド】

 ディズニーランドが楽しいことは万人が認める事実ですよね?にもかかわらず……


 「科学的にどーたらこーたらで、医学的にどーたらこーたらで、そしてなんやらデザインによって実はディズニーランドがつまらないことが証明されたのである」


 ……なんてことを言う人が現れたらどう思いますか?



【現代医学利権】

 岩田健太郎をはじめとする現代医学擁護派の人間たちがまさにそれであり、彼らは現代医学の利権を死守するべく、シンプルな話をわざと難しく複雑にして国民を煙に巻き、有害無益な医療行為を受けさせてお金をだまし取り続けているわけなのです。



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