医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

1日1食実践者とカンボジア難民の健康状態は同じではない


  


✳️【カンボジア難民】

 私が40歳のとき、当時副会長をしていた日本青年会議所(JC)の医療部会で、タイ国境付近に避難してきたカンボジア難民を対象にボランティアの医師団を派遣するプロジェクトを実施しました。


 ポル・ポト政権による迫害から逃れてきた難民の救助が目的です。不思議なことに医師団が活動をはじめてから難民の死亡率が増加しました。


 「最善の治療をして難民の援助をするつもりだったのに……」と私たちは落胆しました。


 死亡率増加の原因は難民が低栄養だったことでした。栄養状態が良好な人なら充分に耐えられる治療に耐えるだけの体力がなかったのです。治療を受けるという行為は、一時的に体力を消耗します。治療を受けるには、痛みやそれに伴うストレスなどを受け止めるだけの体力が必要なのです。


 そこで治療方針の転換がおこなわれました。まずやるべきことは、充分な栄養を補給することでした。以来、治療成績はみるみる向上しました。1日1食ダイエットをしている人の健康状態は、ポル・ポト政権のカンボジア難民と同じようなものなのです。 高須克弥〈その健康法では早死にする!〉より



✔️【真相〈飢餓とファスティングはまったく違う〉】

 ほかの記事でも似たようなことを書きましたが、カンボジア難民の健康状態が悪いのは飢餓が原因であり、1日1食などのファスティングとはまったく違います。


 1日1食健康法は毎日確実に食料が入る状態でおこなわれるものですが、飢餓というのは「次はいつ食料が手に入るのか?」という状況で発生するものです。


 こう考えれば、カンボジアの難民と1日1食健康法を実践している人を一緒くたにしている高須克弥の意見が、浅薄極まりないものであることがわかると思います。



【死亡率が増加した原因は医原病】

 ところで高須克弥は……


 「カンボジア難民を治療をしたら死亡率が上がった。栄養不足が原因。栄養を補給させたら治療成績が伸びた」


 ……なんてことを言っていますが、この世のあらゆるほぼすべての病気は食事で治すことが可能です。


 死亡率が増加した原因は単純に高須克弥らがおこなった薬物治療そのもの、つまり医原病(有害な治療行為によって生じる病気)だったのではないでしょうか?



【まとめ】

 ●難民と1日1食健康法実践者の健康状態はまったく違う。



🏥国民病の便秘。しかし、病院に行く必要も薬を飲む必要もなく、ただ朝食を抜くだけであっさり治るものなのです。詳しくまとめたのでぜひ参考になさってください。

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