医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

「コロナワクチンの有効率90%超は数字のトリックではない」の嘘



✳️【新型コロナワクチンの有効率90%超は数字のトリック?】

 『答え:トリックと言っているほうがトリックです』


 「まず、新型コロナワクチン“有効性”90%以上とは完全に嘘です。幼稚な数字のマジックです。だまされてはいけません。(中略)


 A郡(未接種)の非感染者数は、2万1769-85=『2万1684名(99.6%)』です。


 B群(接種)の非感染者数は、2万1769−9=『2万1760名(99.9%)』です。


 両群ともこれだけの人々はコロナに感染しなかった……。


 つまり、B群はワクチン接種で、感染リスクはわずか0.3%しか減っていない」


 (高橋徳、中村篤史、船瀬俊介『知らないほうが……幸せかもしれないコロナワクチンの恐ろしさ』26ページより)


 右に引用した書籍では、“非感染率の「差(引き算)で比べたらそれほど効果が出なかった”ということを言っています。しかし、この考えだと接種の有効率は99.9%で未接種でも99.6%も有効である、ということになってしまいます。


 有効率を調べるためには、まず全体を4つの群に分けます。


 a:ワクチンを接種した人で、発病しなかった割合(接種群非罹患率)


 b:ワクチンを接種した人で、発病した割合(接種群罹患率)


 c:ワクチン非接種の人で、発病しなかった割合(非接種群非罹患率)


 d:ワクチン非接種の人で、発病した割合(非接種群罹患率)


 先に挙げた書籍では、ワクチンの有効率を「a:接種群非罹患率」と誤解(?)しています。もし接種群非罹患率がワクチンの有効率であるならば、ワクチンをしていない場合で感染しなかった場合(「c:非接種群非罹患率」)でも有効率が求められてしまいます。 


 ワクチンの有効率


 ={(d:非接種群罹患率−b:接種群罹率)/d:非接種群罹患率}=(11−b/d)×100(%)


 そして、実際の有効率は上記のように計算します。ワクチンによってどのくらい感染を防げたかを調べるためには、「接種/非接種」で罹患率にどの程度差が出たかを調べる必要があります。


 例えば……(宮原篤) ASIOS〈新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本〉より



✔️【真相〈専門用語で煙に巻いているだけ〉】

 引用はここまでで終わりにしたいと思います。


 私にはなんのことやらさっぱりわかりません(わかった方います?)。


 これが世に言う「専門用語で煙に巻く」というやつなのです。



【論外のポカをやらかしたのか?】

 ところで、宮原篤の話が本当だとすると、高橋徳(米ウィスコンシン医科大学名誉教授)はプロとしてあるまじき論外のポカをやらかしたということになります。



【似たデータ】

 しかし、実は米NIHでワクチンの研究をしたこともあるウイルス学博士の本間真二郎の本にも、高橋徳が挙げたファイザーのデータと似たようなデータが紹介されているんです(余談ですが本間真二郎の本は、大変わかりやすい内容です)。


 本間真二郎もプロとしてあるまじき論外のポカをやらかしたということなのでしょうか?



【宮原篤とは何者なのか……】

 ところで、宮原篤のプロフィールを見ると…… 


 小児科専門医・大学院生。2011年に東京都世田谷区にクリニック開院。2016年に病児保育を設立。


 ……とあります。


 この人に米ウィスコンシン医科大学名誉教授の高橋徳や、米NIHでワクチンの研究をしたこともあるウイルス学博士の本間真二郎を、遥かに凌ぐ超絶の知識と能力があるとはとても思えないのですが……。



【冴え渡る岡田正彦教授の推理】


   


 ASIOSが無視をする反コロナの権威の1人に、新潟大学医学部名誉教授の岡田正彦がいます。彼はファイザーのワクチンのデータに多くの疑義を唱えています。


 まず、医学データの評価の指標には、相対リスクと絶対リスクというものがあるそうです。


 「162人から8人に減った、だから95%有効なのだ」というファイザーの評価が、相対リスクを指標とした評価。


 一方、母数を比べると、0.88%から0.04%減っただけで、ワクチンの恩恵はわずか0.84%ということになります。これが絶対リスクを指標とした評価です。


 つまりファイザーは、見栄えのいい相対リスクを指標とした計算のみをやっているというわけなのです。



【歴史上、1つも例がない】

 また、ワクチン接種群の発症者が8人で、プラシーボ群の発症者が162人。


 岡田正彦によるとこれほど大きな差があるのは歴史上、1つも例がないそうです。


 そのため「論文にかなり巧妙な仕掛けがあるのでないのか?」と指摘しています。



【目隠し化】

 ダメ押しにもう1つ。このような論文を書く場合、均等にグループ分けがされている理由を書かなければならない上、そのことをコンピューターにしかわからないようにしないといけないそうです。


 これを「目隠し化」といい、そのことを論文に明記しないといけないのですが、なんとファイザーの論文にはそのことが書かれていなかったそうです。



【BMJ副編集長の指摘】

 ちょっとしつこいようですが、BMJの副編集長、ピーター・ドゥシによると、ファイザーのワクチンの有効率はどれだけ高く見積もっても29%くらいにしかならないそうです。



【勝負あった】

 これで勝負あったでしょう。


 ファイザーのワクチンの有効率95%というのは、真っ赤な嘘だったのです。



【まとめ】

 ●ASIOSは国民を煙に巻いている。


 ●宮原篤に超絶の知識と能力があるとはとても思えない。


 ●そもそもファイザーの論文は欠陥だらけだった。



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