医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

「糖質制限は『糖質さえとらなければ腹いっぱい食べてもいい』」の真相



✳️【背筋が寒くなった瞬間】

 先日、電車内でぞっとする会話を耳にしました。 


 「私ね、ごはんを抜いてるの。それで体重が減ったのよ!」 


 20代、30代の女性ではありません。発言の主は、ランドセルを背負った小学生です。しかも、けっして太ってはいません。むしろスマートな女の子が、同級生らしい友人にそう話していたのです。 


 これを聞いて、私は「ついに来るところまで来たか」と背筋が寒くなりました。ごはんのような主食を抜いてダイエットをするという「糖質制限食ダイエット」の流行です。 


 事実、書店に行けば、「糖質制限」「糖質制限食」というキーワードを使った本が書棚に並び、健康雑誌やネットでもそうした情報がすぐに見つかります。もともとは糖尿病患者のための食事療法のひとつとして提案されました。それが今や、一般の方々向けに、効果的なダイエット法として広められるようになってきているのです。 このダイエット法はどういうものかというと、ごはんやパン、イモ類などに多く含まれる「糖質」を減らすことで、やせようというものです。(中略) 


 これまでも、砂糖が多く使われた菓子パンやジュースをやめたほうがいいということは、よく言われてきました。しかし、糖質制限食ダイエットはそれにとどまらず、主食のごはん(お米)さえ食べないことがすすめられています。 


 従来のダイエットとの最大の違いは、「糖質さえとらなければ、好きなものを好きなだけ食べても太らない」としている点です。従来のダイエットは、カロリーオフ──つまり、摂取カロリーを減らすことを主眼としていました。摂取カロリーを減らせば、運動量を増やすことなくやせることができるという発想で、その手段として、カロリーの低いコンニャクや寒天などを「ダイエット食品」と称して食べていたわけです。 


 その点、糖質制限食ダイエットでは、糖質さえとらなければ満腹になるほど食べてもいいとされます。エネルギーにならないコンニャクで満腹にするのではなく、カロリーも十分にとって満腹になりながら、ダイエットができるというのがうたい文句ですから、魅力的に感じるのも当然です。 幕内秀夫〈世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」〉より



✔️【真相〈糖質制限指導者たちは腹いっぱい食べることをすすめてなどいない〉】

 たしかに糖質制限本のサブタイトルに「満腹食べても大丈夫」といった文言を見かけることはありますが、本をよく読んでみると腹いっぱい食べることをすすめてなどいません。


 たとえば江部康二医師は〈内臓脂肪がストン!と落ちる食事術〉という本の中で1日1食をすすめています。


 また、ベストセラー〈炭水化物が人類を滅ぼす〉で知られる夏井睦医師は「糖質制限を始めると自然と少食になっていく」と述べています。


 最後に江部康二〈人類最強の「糖質制限」論〉から引用します。


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 (前略)体重と体脂肪は、摂取カロリーと消費カロリーのエネルギーバランスで決まります。糖質制限をしたとしても、消費カロリーを遥かに超えて食べすぎると痩せないどころか太ることも考えられます。 「真面目に糖質制限しているのに痩せない」とこぼす人の食生活をよく調べてみると、度を越して大食いしているケースがあるのです。 


 糖質が少なくても、食べ放題のしゃぶしゃぶを1人で10人前も平らげたり、プロセスチーズを一箱まるごと食べたりしては、さすがに痩せにくくなります(実際、そういう人がいるのです)。


 一緒に住む家族が大食漢だと、自分が食べすぎているという自覚が生まれにくいことがあるので、自分が食べすぎていないか、一度冷静に振り返ってください。

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【まとめ】

 ●糖質制限指導者たちは、別に腹いっぱい食べることをすすめてなどいない。


 ●糖質制限を始めると、ほとんどの人が少食になっていく。



🏥国民病の糖尿病。インスリンなどの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限をぜひご検討ください。

糖尿病は標準治療や人工透析では治らない!糖質制限を知ってください!


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