「教育レベルが高い人ほど民間療法にだまされやすい」の嘘
✳️【民間療法にだまされるインテリたち】
科学的根拠のないがん治療法である民間療法にだまされてしまうのはどんな人なのか、アメリカで研究した報告があります。
その結果を見ると、教育レベルと収入が高い地域に住む人ほど、標準治療ではなく代替療法を受けている人の割合が高いことが明らかになったのです。
ちなみに、日本人を対象にした研究でも同様の傾向が見られています。
私たちも、実際に臨床現場で効果が期待できない治療法に手を出してしまった経緯を多くの患者さんから聞いています。
その結果、被害に遭ってしまった人の多くはとてもまじめで、インターネットや本などで一所懸命情報を調べていたことがわかりました。
また、情報の真偽は自分で判断できると自信を持っていた人も多かったのです。
逆に、情報の真偽はわからないから医師に聞こうと思っている人は、被害に遭わずにすんでいたりします。
結局のところ、どんなにインターネットで調べていようが、理系の授業で学んでいようが、専門的な医療およびがんの知識がなければ、医療情報が正しいかどうか判断するのは難しいのだと思います。
むしろ、判断できない状態でインターネットや本を一所懸命調べていると、トンデモ医療にたくさん触れることになり、やがて信じ、はまってしまう危険性があります。
決して、トンデモ医療の被害に遭ってしまった人を非難しているのではありません。
まずは、「自分だけは大丈夫」という思い込みを捨て、誰でもだまされる可能性があると思ってください。
それが、トンデモ医療にだまされなくなるための第一歩になるでしょう。 津川友介/勝俣範之/大須賀覚〈最高のがん治療〉より
✔️【真相〈標準治療の欺瞞を見抜いたインテリたち〉】
インテリが代替医療を受け、バカが標準治療を受けるのは当たり前のこと。
バカは自分で調べるのを嫌いますが、インテリは徹底的に自分で調べるので。
その結果、標準治療が欺瞞に満ちたもので、代替医療こそが真の医療であることに気づけたのだと思われます。
【どんな被害にあったのか?】
そんなインテリたちを〈最高のがん治療〉は「民間療法を受けたことで被害にあってしまった」などと言っていますが、具体的にどのような被害にあったというのでしょうか?
治療開始からわずか1週間で死んだのでしょうか?
副作用で目や耳が不自由になったのでしょうか?
合併症で歩けなくなったのでしょうか?
いったいどんな被害にあったのでしょうか?具体的なことが1つも書かれていないのがミステリーです……。
【まとめ】
●代替医療を選んだことでどんな被害にあったのか、具体的なことがなにひとつ書かれていないので、「被害にあった」という話は嘘だと思われる。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
がんは3大標準治療では治らない!がん食事療法を知ってください!
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津川友介/勝俣範之/大須賀覚〈最高のがん治療〉26の嘘 目次
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