「サプリメントにはがんを治す効果はない」の嘘
✳️【「がんに効果あり」と言われている4つのサプリを検証する】
・サプリ1│ブロメライン──がんの治療効果は認められていない
ブロメラインとは、生のパイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素のことであり、サプリとして販売されています。
肉を柔らかくするためによく酢豚でパイナップルを合わせますが、これはブロメラインの効果だと考えられています。
乳がんおよび大腸がんの患者さんを対象とした研究では、ブロメラインを含めた酵素を摂取することで、吐き気や食欲低下を和らげる可能性があることが示唆されています。
また、免疫力を高めることで、がん患者さんの細菌やウイルスへの感染を予防する可能性もあります。
ここで注意が必要なのが、「免疫力を高める」という言葉の意味です。
あくまで細菌やウイルスに抵抗する力を高めることを意味するのであって、がんと戦う力を上げてがんを縮小させることを意味するわけではありません。
現時点では、ブロメラインにはがんの進行を遅くしたり、がんを縮小したりする効果は認められていません。
・サプリ2│エイジアック──科学的根拠なし
エイジアックとは、カナダの先住民オブジウェー族に伝わる薬草であり、ハーブティーやサプリとして販売されています。(中略)
ゴボウの根、ヒメスイバ、アカニレの樹皮、インドルバーブなどを混ぜたものですが、エイジアックががんの進行を緩やかにしたり、症状緩和に有効であったりするという科学的根拠はありません。
・サプリ3│レートリル──青酸中毒を起こす危険性あり
レートリルとは、ビターアーモンドの仁(種の内側に含まれる部分)に含まれる成分で、アミグダリンやビタミンB17とも呼ばれるものです。(中略)
以前まではがんに効く可能性があると期待されていましたが、1980年代に米国国立がん研究所が臨床研究でレートリルの効果を検証したところ、がんの治療、改善、および安定化、関連症状の改善や延命に対して効果はなく、むしろ生産中毒を起こす危険性があると結論付けています。
・サプリ4│サメや牛の軟骨──科学的根拠なし
サメや牛の軟骨を対象とした研究は複数おこなわれているものの、がんやその症状緩和に有効であったという科学的根拠はありません。 津川友介/勝俣範之/大須賀覚〈最高のがん治療〉より
✔️【真相〈がんを治すサプリメントは存在する〉】
大変残念ながら、がんを治すサプリメントは存在します。
がんを治すサプリメント──その名を「タキサス」といい、北里大学や金沢大学の臨床試験でも、がんが消失したりすることがたしかめられています。
また、50以上の学会でも発表されており、さらにアメリカのライフ・サイエンス、ドイツのプランタ・メディカ、オランダのサイト・メディシンといった、権威ある学術誌にも論文が掲載されました。
【現代医学側のバカの1つ覚え反論】
現代医学側のバカの1つ覚え反論に「その治療法の正しさを裏付ける論文はあるのか?」というものがありますが、はい、そのとおり、タキサスというサプリメントにはちゃんと論文があり、前述のような権威ある学術誌にも掲載されました。
というお話でございます。
【科学的根拠】
ところで〈最高のがん治療〉の著者たちは「科学的根拠はない」という言葉を連発していますが、彼らの「科学的根拠はない」という言葉ほど説得力がないものはないことは、これまでの記事を読んできた人なら説明不要だと思います。
【まとめ】
●がんに効果があるサプリメントはちゃんと存在する。
●現代医学側の「科学的根拠はない」という言葉に説得力はない。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
がんは3大標準治療では治らない!がん食事療法を知ってください!
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