代替医療の有効性の証拠となる論文やエビデンスを求める人たちへ挑戦状
【代替医療のエビデンス】
鍼、気功、ホメオパシー、マクロビオティックなど、主流の現代医学とは別の道を歩む代替医療は多く存在します。
そんな代替医療の施術者や支持者に向かって現代医学が吐く常套句にこういうものがあります。
「その治療法の有効性の証拠となる論文やエビデンスはあるのか?」
彼らは論文やエビデンスを黄門様の印籠のごとく考えており……
「論文やエビデンスがあるから正しい」──「論文やエビデンスがないから間違い」
……という短絡的な思考に支配されています。
では、その思考が完全な間違いであることを説明したいと思います。
【抗がん剤のペテン論文】
まずは胃がんの抗がん剤から。こちらの記事をお読みになってください。
……これでがん治療に当然のように使われる抗がん剤の大ペテンがわかってもらえたと思います。
【藤川徳美医師の言葉】
次に藤川徳美という精神科医の言葉を紹介します。
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ネット上には、「●●という健康法がよい」「いや▲▲という治療が効く」など、様々な情報が飛び交っています。一般の人から見ると、いろいろな医者がいろいろなことを言っているので、いったいどの健康法や治療法が正しいのか判断できなくなってしまうでしょう。
治療者ではない一般の人は、自分で体験したことしか判断できませんので、N(症例数)=1で判断することになります。勤務医は、通常週2回午前中のみ外来診療をおこなっているので、N=200程度でしょう。
私は開業医ですが、開業医の場合は朝から晩まで外来診療をおこなっているため、N=1000~1500の症例があります。開業医が最も多数例で検証できる立場にあるので、実際に治療して治した症例を提示しやすいということになります。
たとえば、ビタミンCで風邪が予防できるか否かについての議論も、『論文にどう書いてあったか』よりも、『実際どうなのか』を確認すればよいだけのことではないでしょうか。当院の患者もビタミンCを飲み出して、風邪をひきにくくなったという声が大多数です。ビタミンCが切れたら、また風邪をひきやすくなったので再開したいという声も多数お聞きします。これらの事実を考えると、ビタミンCは風邪の予防に効果があると判断するのが妥当でしょう。
しかし、実際どうなのかを確認せず、つまり臨床で確認せず、あれこれ言っているだけの医師は、私からすると『きちんと患者を診ているのだろうか?』と疑問に思います。
私は「高タンパク/低糖質食+鉄+分子栄養学(三石理論)+オーソモレキュラー」がベストの治療法だと確信しています。実際にこの治療で治した症例も数多く提示しています。どんなにもっともらしい理論を提示しても、実際に治した事例を提示していない治療は意味がない、と考えています。
患者さんを診ること、治療をすることを置き去りにして、論文から理論展開する医師の言うことは信頼性に乏しいと思います。
論文から理論展開する場合には、その論文がバイアスがかかっておらず、インチキでないことを、まず誰もが納得するような形で証明する必要性があります。患者さんの気持ちとしては、「理屈はどうでもよいから治る方法が知りたい」というのが本音だと思います。「実際に治した症例」を提示しているか否かを確認して、その治療がよい治療なのか否かを判断していただければと思います。 藤川徳美〈うつ消しごはん〉より
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……代替医療を「論文やエビデンスがないから」という理由でインチキ呼ばわりする人たちは、とりあえず私のこの記事を論破してください。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
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