「糖尿病の原因は米ではなくお菓子と清涼飲料水」の真相
✳️【1985年がターニングポイント】
戦後になって米の消費量がどんどん減っていったのはご存知のとおりです。それに歩調を合わせるように、生活習慣病の人が増えてきている。糖質が病気の根源だとしたら、これはおかしいではありませんか。
もちろん、その理由のひとつとして、前述したように平均寿命の延びが関係しているのはたしかです。しかし、それに加えて、30代や40代といった比較的若い世代に肥満や糖尿病といった生活習慣病が増えているのです。最近では、10代、20代にも糖尿病の患者が増えるという、以前には考えられなかった現象も起きています。
いったい、これはどういうことなのでしょうか。
それは、精製脂質と精製糖質が出現したからにほかなりません。(中略)
それを象徴する「画期的な」出来事が1985年にありました。戦後、米の消費額が減るのと同時に、お菓子の消費額がどんどん増えていったのですが、ついにこの年、お菓子の消費額が米の消費額を超えたのです。すなわち、日本人は、主食よりお菓子のほうにお金をかけるようになったのです。
しかも、時代が下るにつれて、せんべいのような単純なお菓子ではなく、洋菓子やスナック菓子のように、精製糖質や精製脂質をたっぷり使ったお菓子が増えていきました。加えて、食生活の洋風化にともなって食事に油を使うことが一般的になり、食事の合間には異性化糖を大量に使った清涼飲料水を飲む機会が増えていきました。こうしたことが、肥満や糖尿病に繋がっていることは否定できません。 幕内秀夫〈世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」〉より
✔️【反論〈白米で糖尿病のリスクが高まる〉】
2012年のBMJに「白米の摂取量が1杯増えるごとに糖尿病になるリスクが高まる恐れがある」というハーバード大学の論文が掲載されたことがあるのですが……?
🏥国民病の糖尿病。インスリンなどの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限をぜひご検討ください。
糖尿病は標準治療や人工透析では治らない!糖質制限を知ってください!
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