「抗がん剤で症状が緩和できる」の嘘
【抗がん剤で症状緩和できるがん】
〈最高のがん治療〉の61ページには、「抗がん剤で症状緩和や延命効果が十分に期待できるがん」として……
乳がん、卵巣がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、大腸がん、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、非ホジキリンリンパ腫(低悪性度)、胃がん、膀胱がん、悪性黒色腫
……をあげています。
そして「抗がん剤で症状の緩和や延命効果が期待できるがん」として……
骨肉腫、軟部組織腫瘍、頭頚部がん、食道がん、子宮がん、腎がん、肝がん、胆道がん、膵がん、脳腫瘍、甲状腺がん、前立腺がん
……をあげています。
✔️【真相〈症状緩和など期待できない〉】
抗がん剤によって骨の痛みが消えたり、呼吸困難が軽減したりすることはたしかにあるそうです。
しかし近藤誠によるとそれはあくまでレアケースであり、がんの縮小効果でさえ1〜2割あれば上々なため、圧倒的多数が症状緩和どころか毒性で苦しむことになるようです。
【ステロイドの恐ろしさ】
奥仲哲弥という医師は「抗がん剤治療をすると患者の調子が良くなる」と語っているのですが、これも近藤誠によると、調子が良くなるのは抗がん剤のおかげではなくステロイドのおかげだそうです。
しかし、弱いステロイドの代表と言われるプレドニゾロンでさえ……
●誘発感染症
●感染症の増悪
●副腎皮質機能不全
●糖尿病
●消化管潰瘍
●消化管穿孔
●消化管出血
●膵炎
●精神変調
●うつ状態
●痙攣
●骨粗鬆症
●大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死
●ミオパシー
●血栓症
●心筋梗塞
●脳梗塞
……などの副作用があり、抗がん剤と当然のように併用するのは大変危険だと言われています。
【三段階治療】
そもそもがんの痛みを取る方法には……
①アセトアミノフェン
②リン酸コデイン
③モルヒネ
……という麻薬系鎮痛剤による三段階治療があり、わざわざ恐ろしい毒性のある抗がん剤を使う必要性などないのです。
ちなみに近藤誠によると、腕のいい放射線科医による放射線治療がうまくいけば、モルヒネすら必要なくなるそうです。
【まとめ】
●抗がん剤でがんの症状緩和は期待できない。
●症状を緩和する方法は、抗がん剤以外にもいくらでもある。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
がんは3大標準治療では治らない!がん食事療法を知ってください!
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