【最高権威の証言】

　1985年、がん治療の総本山ともいうべき米国立がん研究所(NCI)のデヴィタ所長が、アメリカ議会の場で次のような証言をしたことがあります。

　「抗がん剤の化学療法は無力だ。抗がん剤を投与すると、一部の患者に腫瘍縮小は見られる。しかし、がん細胞はみずからの遺伝子を変化させ、たちまち抗がん剤の毒性に耐性を獲得してしまう。だから、抗がん剤はがん細胞に対してまったく効力を失う。がん患者はただ抗がん剤の毒性を被るのみだ。私は深く絶望している」

　繰り返しますが、これは現代医学におけるがん治療の世界最高権威の言葉なのです。

【議事録がない！？】

　が、NATROMという内科医のブロガーが次のような反論を展開しています。

　「議事録がないので、デヴィタ所長がそんな証言をしたという証拠はない」

【斎藤隆夫の証言】

　が、しかし、です。

　1940年、斎藤隆夫という政治家が国会で次のような発言をしたことがあります。

　「日中戦争は聖戦の美名に隠れて国民に犠牲を強いている」

　しかし、この発言は1990年に議事録から削除されてしまいました。

　が──議事録から削除はされたものの、斎藤隆夫という政治家が前述のような発言をしたというのは、歴史的な事実として記録に残っているわけなのです。

　よって「議事録が存在しない、だからそんな証言も存在しない」という理屈は成り立たないのです。

【がんの病因学】

　最後にもう１つ。

　デヴィタ証言がおこなわれたのは1985年ですが、実はその３年後の1988年に同じＮＣＩが〈がんの病因学〉というレポートを発表しているんです。

　そしてその中で「15万人の抗がん剤治療を受けた患者を調べた結果、回復はせずにむしろ悪化していた」と結論付けているんです。

　この〈がんの病因学〉について触れるがん医者を、私はいまだに1人も見かけたことがありません。

【まとめ】

　●アメリカがん治療の最高権威が、抗がん剤が有害無益であることを認めている。

　●「議事録がない、だからそんな証言も存在しない」という理屈は成り立たない。

　●NCIの〈がんの病因学〉というレポートに反論をするがん医者はなぜか存在しない。

🏥国民病のがん。手術などの標準治療を受けることが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。

がんは3大標準治療では治らない！がん食事療法を知ってください！

目次へ

抗がん剤治療をぜったいに受けてはいけない8つの理由　目次