医者と病院に殺されないための知識ブログ

医療界は現代医学に支配されており、標準治療を受けることが常識とされています。が、それによって多くの命が失われているのです。この事実を日本人に伝えるのがこのブログの目的です。

「ごはんをたくさん食べても痩せる。だから大丈夫」の嘘



✳️【ごはんをたっぷり食べて痩せたホリエモン】

 (前略)ごはんを食べて糖質をとることと、肥満や糖尿病とはほとんど関係ないのです。 


 その証拠に、つい最近、私たちは「人体実験」を目にしています。2013年3月、ホリエモンこと株式会社ライブドアの元社長である堀江貴文氏が、刑務所から仮釈放になって、メディアの前に姿を現しました。その姿を見て驚いた人も多いでしょう。収監前には95キロもあった体重が、出所時には65キロまでに減り、すっかり引き締まった体になっていたのです。 


 では、刑務所の食事はどんなものだったかというと、ごはん(白米7:麦3)をしっかり食べさせる献立になっています。というのも、限られた少ない予算で空腹を満たすことを考えれば、おかずを増やすよりもごはんの量を増やすほうが効果的だからです。事実、私は2011年に府中刑務所の「文化祭」に行って、服役囚の食事を試食したことがあります。それは、ごはんの盛りが非常に多くて、同行した女性が半分しか食べられなかったほどです。 


 ごはんをそれだけ食べるにもかかわらず、その結果が、ホリエモンの体重の減少です。 


 彼が痩せた大きな理由は、規則正しい生活と酒が飲めなくなったこと、まんじゅうやケーキが食べられなくなったことが大きいと思います。しかし少なくとも、ごはんを食べすぎたからといって、それだけで太るわけではないことは証明しているわけです。 幕内秀夫〈世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」〉より



【ごはんをたくさん食べて痩せた受刑者たち】

 NHKスペシャル「食の起源」取材班も〈「人類700万年の進化」が教えてくれる理想の食事〉という本の中で次のようなエピソードを紹介しています。


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 福島刑務所に務める医師、日向正光は2004年~2010年まで、囚人たちにおかずは少なめで麦入りのごはんが多めという食事を1日3回とらせ続けた。 


 その結果、体重が平均3キロ減り、コレステロールは140から119に下がり、血糖値が糖尿病レベルだった人も8.5から5.9に改善した。それも1人や2人ではない。何十人もがである。

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✔️【真相〈痩せればいいわけではない〉】

 これだけを見るとごはんが健康にいいように思えるかもしれませんが、さにあらずです。


 幕内秀夫もNHKスペシャル「食の起源」取材班も「ごはんを食べても太らないどころか痩せる!」ということを強調していますが、痩せればいいという問題ではありません。


 なぜならがんも糖尿病も、痩せていてもかかる病気だからです。


 病気にかからないように痩せないと意味がないのです。



【刑務所の食事は論外】

 糖尿病の原因は血糖値が上がることです。


 血糖値を上げるのはタンパク質でも脂質でもなく糖質です。


 その糖質をたっぷり食べさせる刑務所の食事は、たとえ痩せることができたとしても、いずれ糖尿病にかかってしまうことは必定です。


 よって刑務所の食事は論外だというわけなのです。


 最後に余談ですが、コレステロールは低いより高いほうが健康にいいというのが現在の常識です。



【まとめ】

 ●ごはんで痩せることができたとしても、糖尿病には確実にかかってしまう。



🏥国民病の糖尿病。インスリンなどの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限をぜひご検討ください。

糖尿病は標準治療や人工透析では治らない!糖質制限を知ってください!


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