私の母は薬の副作用で死亡寸前まで行ったことがある
【母がICUに運び込まれる】
私はかねてより、プラシーボ効果というものに疑いの目を向けていました。
その疑いが確信に変わったのが、私の母の身に起きたとある事件です。
2017年の2月頃だったと思います。以前から不調を訴えていた母の体調ががっと悪化し、病院のICUに運び込まれる事態になってしまったのです。
原因は薬の副作用です。
現代医学教の信者である母は高血圧対策のために血圧を下げる薬を、糖尿表対策のために血糖値を下げる薬を、何年も前から1日も欠かさず飲み続けていました。
そのツケが回ってきたのか、2017年の初め頃から普通の生活がおくれないほどに体調が悪くなり、外に行く必要がない日は1日中寝込み続けるようになってしまいました。
【心配は微塵もなかった】
が、私はそんな母の様子を目にしても、微塵もうろたえることはありませんでした。原因が薬の副作用であることがわかっていたからです。
特にこの頃購入した内海聡の〈大ウソ医学にだまされない極意〉という本は参考になり、母の症状はまさに本に書かれているものと瓜二つでした。
そこで私は母に「お母さんの体調が悪い原因は薬の副作用だから、今飲んでいる薬を全部やめれば体調は良くなるよ」と教えてあげました。
これで一件落着、母の体調もすぐに回復するだろう──と、安堵したのですが、私の期待が応えられることはありませんでした……。
【「薬の副作用」を理解できない母】
どうやら母は「薬の副作用」というものが難しすぎて理解できないようなのです。
また、子供の頃から「病気は薬を飲んで治すものなのだぁぁぁー!」と洗脳されながら育ってきた人なので、「病気を治すためのものである薬を飲んで逆に病気になる」という話が、到底受け入れられるものではなかったようなのです。
そのため母は私のアドバイスにはまったく耳を貸さず、それからもせっせと病院に薬をもらいに行き、せっせと薬を飲み続けていきました。
ちなみに母の主治医に「母に薬を飲むのをやめるように言っていただけないでしょうか?」という手紙を送ったことがあるのですが、返事は一切なく、状況はなにも変わることはありませんでした……。
【プラシーボ効果への疑い】
このような経緯をへて、母はICUに運び込まれていきました。幸い三途の川を渡ることはありませんでしたが、私はこの事件を機に「プラシーボ効果なるものはないのではないのか?」と考えるようになっていきました。
前述したように母は現代医学教の信者で、医者のことを神様だと思っており、医者の言うことにも、飲むように言われた薬にも、受けるように言われた検査や治療にも、1ミリも疑いを持っていません。
つまり母は血圧や血糖値を下げる薬を「私はこの薬を飲むことによって健康になれるのだ!」と100%強烈に信じ込みながら飲み続けていたということなのです。
もしもプラシーボ効果が本当にあるのなら、そんな母の体調はすこぶる良好になっていったはず。
が、実際は真逆の結果になってしまいました。この矛盾をどう説明するのでしょうか?
【アメリカでは毎年10万人が薬の副作用で死んでいる】
「それはあくまであなたのお母さん1人だけの話にすぎないのでは?」という声が聞こえてきそうですが、私の母のような例は世界中で頻発しているんです。
バーバラ・スターフィールドという医師が2000年に発表した〈JAMA〉の論文によると、正しく処方され、正しく服用したにもかかわらず、アメリカでは毎年10万人以上が薬の副作用で死んでいるのだそうです。
きっとこのブログを読んでいるあなたの家族、親戚、知人・友人にも似たような人は何人かいると思われます。
そして薬の副作用で死んでいった過去の何百万人ものアメリカ人たちも、私の母と同じように「この薬を飲むことによって健康になれるのだ!」と強烈に信じ込みながら薬を飲んだはずです。
が、健康になどまったくなることはできませんでした。
ちなみにこれは抗がん剤やワクチンにも同じことが言えます。
抗がん剤治療を受ける人たちも、ワクチン接種を受ける人たちも、「私はこの治療を受けることで健康になれるのだ!」と強烈に信じ込みながら受けるはずです。
にもかかわらす、抗がん剤やワクチンの副作用で命を落とす人は後を絶ちません……。
私はこの壮大な矛盾から、「プラシーボ効果など存在しない」という結論にいたりました。
【まとめ】
●アメリカでは毎年10万人が薬の副作用で死亡している。
●死亡した人たちは「健康になれる!」と思い込みながら薬を飲んだというのに、プラシーボ効果は発生しなかった。
💊無数の日本人が服用している高血圧の薬。しかし、実は血圧は高いほうが健康に良く、薬で無理に下げると大変危険なものなのですなのです。薬の服用をやめることをご検討ください。
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