ひろゆきのがん放置否定論の浅はかさ
✳️【信者からの質問】
「がんは放置したほうがいいと聞いたのですが?」
【ひろゆき教祖の回答】
「はい、うっそでーす!だって、がんを放置して治るなら、がんで亡くなる人が世界中にこんなたくさんいるはずないですよね?」
✔️【真相〈浅薄極まりない〉】
ひろゆきのこの発言を聞いた私の感想は「浅薄極まりない!」というものです。どういうことか説明します。
【証拠はない】
がんを治療せずに放置してがんが悪化するなら、早期発見・早期治療すればがんが治って寿命が延びるはずですよね?
しかし、あまり知られていないことなのですが、その証拠がないのです。
【がん検診RCTの歴史】
がんを早期発見・早期治療するには、がん検診を受ける必要があります。
が──このがん検診というものには効果があるのか?と疑問に思った人たちによって、がん検診を受ける群と受けない群に分けてのランダム化比較試験(RCT)がおこなわれたのです。
【検診を受けても寿命は延びない】
史上初のがん検診RCTは1968年、ロンドンでおこなわれたもので、結果は「がん検診を受けても寿命は延びない」というものでした。
それからも胃がんを除くあらゆるがんの検診RCTが世界中でおこなわれたのですが、結局、検診を受けることで寿命が延びるというデータはほとんど出ませんでした。
それどころか、検診を受けることで逆に寿命が縮むというデータがよく出る始末でした。
【早期発見・早期治療という神話】
がん検診を受けても寿命が延びない、がんを早期発見・早期治療しても寿命が延びない──つまり早期発見・早期治療とは根拠のない神話にすぎず、それに一石を投じたのががん放置療法の提唱者、近藤誠なのです。
【がん放置療法の考え方】
がんを放置してもがんが治るわけではないのですが、手術や抗がん剤治療をおこなっても苦しむだけであり、自然の流れに任せましょうというのががん放置療法の考え方なのです。
【緒形拳】
俳優の緒形拳はこの考え方に賛同し、がんを治療せずに放置して安らかに亡くなったといわれています。
これでひろゆきの「うっそでーす!」という発言が、どれほど浅薄極まりないものであるかわかってもらえたと思います。
【まとめ】
●がんを(現代医学)で早期発見・早期治療しても寿命は伸びない。
●がんを放置しても悪化するとは限らない。
🏥国民病のがん。手術などの標準治療で治療するのが常識とされていますが、標準治療は大変危険なものなのです。食事療法をぜひご検討ください。
がんは3大標準治療では治らない!がん食事療法を知ってください!
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